あらすじ
成瀬家は、代々“禁断の絵”を守ってきた旧家だ。その絵が盗まれた。当主の美津に絵をさがしてほしいと頼まれた千景と透磨だが、件の絵は異人館画廊に置き去りにされていた。同時期、失踪中の次期当主候補・雪江が遺体で見つかるが、容疑者に浮上した男が千景の誘拐事件の関係者だと判明し!? 深まる謎の中、記憶の封印が次第に解けてゆく。緊迫の美術ミステリー!!
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Posted by ブクログ
ずっと謎だったカゲロウさんがやっと登場。気が付かないわ、あれは。千景の誘拐事件に繋がる人物が出てきたけど、謎はまだまだ明かされず・・・。いつまでひっぱるのかな~、こんなにも思い出させたくない過去って・・・?だんだん千景と透磨の距離が近づいてきているけど、千景がすべてを思い出したときどうなってしまうのかも気になる。
Posted by ブクログ
図像術という技術を読み解く能力を持つ少女を主人公とした美術ミステリもの。どうやらシリーズの途中のものだったらしいが、簡単にキャラクターの説明がされているので有り難かった。正直美術はそこまで詳しくはないものの、それを題材にミステリを書くのは凄いと思うし、とても面白かった。
Posted by ブクログ
段々と間延びしてきたけど、千景の過去が一つ明らかになる。
そしてついにカゲロウさん、登場!
まさかカゲロウさんが透磨のライバルに!?というところだが、カゲロウさんは二人をくっつけるために透磨を焚きつけるくらいのことはしそうだ……。
Posted by ブクログ
シリーズ4弾
今回は、千景の失われた記憶に直結するところらしい
としつこいくらい書かれていました。
そして、図像術の話よりも、千景と透磨の関係の方ばかりだった。
あのとき何があったんだ…???
と気になる終わり方
Posted by ブクログ
もうとっとと思い出してしまえ!と酷いことを考える一読者。
前は父親の影が、今回は母親の影がちらつき。
いろいろと根深そうですなぁ。
絵画の謎は興味深いので、次作もてんこ盛りでお願いしたいところ。
Posted by ブクログ
ちょっと入り込めなかったなぁ。
成瀬側の人間の心情がイマイチ共感出来ない。
図像術の絵のあるなし問題もなんだかなぁ。
モチーフは面白いのになぁ。