あらすじ
不思議な力を宿す血を持つ青年・舞鶴が、その血を少年・亀之介の左腕のアザに垂らすとき、「剣」は現れる。その剣に斬れぬものはない――たとえ相手が、人の悪夢に潜り込み、心まで喰い尽くす「獏」であっても。兄妹、親子、想い人――。哀しみや切なさのあまり獏に取り憑かれた人々の心を、二人組の獏屋が解きほぐす、幻想ファンタジー!
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Posted by ブクログ
セットで母が購入してきた。こちらから先に読むことをお勧め。画に慣れないと読みにくいかも。手から刀はCLAMP「X」の嵐ちゃんを連想させた。妖怪もの作品の中で獏は割といいものとして描かれることが多かったように思うので、悪しきものとして描かれる獏はなかなか新鮮。
Posted by ブクログ
蟲師好きには気に入ってもらえると思う。
ギンコはいないが、似た世界観。
「黒甜ばくや薬笥ノ帖」とセットになっていて、あちらを先に読んだ方がいい。
元々コチラの方がデビュー作らしいが、書下ろしがあちらの補強になる
Posted by ブクログ
夢を喰う獏を退治する…って言い切っちゃっていいのか、まぁそんな稼業の舞鶴と亀之介の話。なんだか絵が違うと思ったらデビュー作なんですね。
綺麗で悲しい、だけど優しい話が多かった。
最初はお子様だった亀が最後は鶴にだいぶ追いついて微笑ましい。
鶴の本当の力とか、亀の持つ力のこととか、まだ読みたいのはあるけど、やっぱりこれで終わりなのかな。
Posted by ブクログ
「伝えたい言葉は
あの頃のまま変わらない
ずっと ずっと
変わらないの
届くかしら」
群青さんは結構、"強すぎる力"にこだわりがあるのかなあ。
全体的に、支えられている(支え合ってる)、ていう関係が強い。
鶴と亀の今後が気になる…