あらすじ
企業情報の宝庫を開けば、会社のホントの姿が見えてくる! 会計士が上場企業の決算のポイントをやさしく解説。この1冊で、誰でも決算書が読めるようになる。練習問題&会計用語集付き。
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Posted by ブクログ
本書は、四季報の決算書の読み方と、それを投資家としてどのように理解すればいいかを解説している。親会社には、ホールディングカンパニーと通常の事業会社がある/売上高や営業利益率は販売数や売価の変動を示し、営業利益の増減が商売の好調さを測る指標/自己資本比率や有利子負債比率から、企業の財務健全性を読み取る/ROAやROEで投資効率を測る/キャッシュフロー計算書から、投資活動の健全さ、資金調達や債務弁済の適正さを読み取る。など、財務三表の読み方の基本が学べた。会計についてより深く勉強したい。
Posted by ブクログ
こういう人にオススメ→株式投資にあたり、会社四季報を利用して、銘柄を探したい人。しかし、会社四季報の読み方というか、会計の知識から自信がない人。
・専門用語は出てくるけど、分かりやすい
・p.31までは難しいが、ここで心折れずに読み進めていった方が良い(不正会計云々は、公認会計士の仕事柄書いているだろうから、あまり深く気にしない方が良い)
・各章、復習問題でアウトプットできて理解が深まる
Posted by ブクログ
指標(ROEとか)の背景の読みがいまいち不得手だったので、おさらいをするのにもってこいでした。
やっぱり異業種込みで比較するとわかりやすいですし、実際に手を動かすようにトレーニングがついていたのもよかったです。
Posted by ブクログ
公認会計士である著者が会社四季報を使って会計で使う損益計算書や貸借対照表などの読み方を解説した一冊。
四季報の数字の見方と会計の数字の見方の両方を習得することができ、投資やビジネスにおいて大事な会計の基本を本書で学ぶことが出来ました。
実際の四季報も掲載されていたり、数字や企業も実在されているものを使って解説されていたりと実践的な内容で非常に理解もはかどりました。
わかりやすく丁寧に書かれているのでサクサク読み進めることができるだけでなく、かつ章末には理解度を図る復習問題もあり、会計の入門書として、また基本を復習するうえで重用する一冊だと感じました。
Posted by ブクログ
本書は平易に財務分析を解説。四季報の情報を題材にしているので四季報から財務を勉強したい人は本書がおすすめ。分析のポイントが各種分析指標の”率”の比較に偏っている。ビジネスモデルでの解説は乏しいため、題材となる会社のことをイメージしづらい人もいるかもしれません。