あらすじ
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小売業界は百貨店業界の再編、イオンとイトーヨーカ堂の2大流通グループの誕生、成長が鈍化してきたコンビニ業界、時代の波に乗ったアマゾンなど、日々変化を続けています。本書は、百貨店やスーパー、コンビニ、家電量販店、ネットショップなどの小売業界の現状と各業界の課題や戦略を解説します。業界勢力図から、ネット通販の攻勢と対抗戦略、少子高齢化社会の課題と解決策など就職や転職を考えている人に役立つ情報が満載です!
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Posted by ブクログ
なかなかこういう業界の本は見つからなく、仕事柄人伝いに聞いていたことが多かった。
スーパーの連合、PBの内容など分かりやすく書かれている。2015年の本だが、今につながる歴史も見えて良かった。
Posted by ブクログ
小売業界を俯瞰する興味が湧いてきて、本書を購入した。数式を駆使して数的処理をするのは苦手だが、売り上げや利益などの数字を追うのは楽しい。業界の変遷を追うにつけても思うのが、安売りを武器として攻勢をかけてきた企業の低落が目立つことだ。ヤマダ電機やしまむらは規模のメリットで低価格を実現したようだが、最近の苦戦は衆目が一致する。ダイエーも消えていった。価格競争は暗い戦いであり、暮らしに明るい光を差し込むものではない。文化は精神の光であるという言葉があるが、苦しい暮らしにも人々が明るさを求めて商品やサービスを買う流れは来ている気がする。効率化を追求して便利とか低価格を実現する必要性が一方であり、またそれ以上に文化の光に浴したい望みが強くある。従って、働く者も文化をある程度まとう努力が求められよう。