あらすじ
35歳バツイチのサラリーマン前川彰浩は、いつものように会社に出勤しようと家をでたところ、突然謎の空間に入り込み、気づけば見知らぬ土地で倒れ伏していた。
見渡す限りの大森林の中に、何の準備もなく放り込まれたアキヒロ。
持っているのは、ビジネスバッグに入った仕事用具と、少しのサバイバル知識。
運動不足も顕著なこの中年の体で、はたしてこの世界を生き延びることができるのか!?
※本作品は電子書籍配信用に再編集しております。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
メタボなシステムエンジニアのオッサンが異世界へ転移。
とんとん拍子に最初に会った15歳のリザティアを婚約者にして、冒険者生活を送るが森のゴブリンに不穏な動きが…。
システムエンジニアな言葉まわしが魔術に応用されていて、記述が楽しい。
異世界手記
リアルに異世界に行った人の手記みたいな感じ。
いわゆる異世界ファンタジー的なとしての面白さは薄めで、あくまで主人公の視点や気持ちを下記連ねていて、「物語」としての面白さを求めて読むとちょっと微妙。
個人的には、異世界行ってきました手記としてとても面白い読み物です。
脳内垂れ流し
転生でなくトリップ物かな。現代人の倫理感など良く捉えている。ハーレム感はなく、日本人らしい思考かな、純愛物なので男女比に割合など整っている。ストーリーの進み具合は丁寧を越えて回りくどい感じが少々。かなりのスローペースで3巻に到達しても実稼働三ヶ月ちょっとかな。よりリアリティーがある分、似たよう内容が何度も繰り返し書かれてしまっているいる。妻との掛け合いも同様かな。
どうも文章の目線が主人公の脳内設定な感じのせいで必要情報がどうでもいい情報に埋もれてしまって読み取りずらい。人手不足の時はメインだけど、後から優秀な人材が来ると立場が入れ替わるそんな世知辛さまで書かずとも良かったのでは(。´Д⊂)人はそれを効率厨と呼ぶ。