【感想・ネタバレ】【HSPチェックリスト付き】鈍感な世界に生きる 敏感な人たち (心理療法士イルセ・サンのセラピー・シリーズ)のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年08月23日

・交友関係は狭いけれど深い
・競争や諍いは苦手だからしない
・ゆっくりだけど深く考える

帯の言葉を見て「これって私のこと?」と思い手に取った。本書巻頭のチェックテストをするとやはりHSP(とても敏感な人)の可能性があるらしい。自身もHSPだという著者の言葉が、ゆっくりと染み込んでいくのを読んでいて...続きを読む感じた。

まずは自分を知ることから。必要以上に自分を責めず、自分を知り、受け止めてあげる。
私は人に注意するのが苦手で、怒りが生まれてもどう怒っていいのか分からなくなるときがある。受け止めて流したり、相手に何も言わずに見捨てたり、距離を置いたりしてきた。本当は伝えたい。思いを言葉にしたい。
自分の持ち味をいかすために、自分はこういう人なんだと周りに伝えて今ある場所を整えていくのも手だなと思った。

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Posted by ブクログ 2021年04月17日

■ひとことで言うと?
 受容される経験を積んで、自分を縛るルールを壊す

■キーポイント
 ・自尊感情の低さ
  →社会的評価の低さに起因(ポジティブで活発な人が評価される社会)
  →高い評価基準(自分ルール)の設定によって自尊感情の低さをカバーしようとする
   →「達成できない→自己否定→自尊...続きを読む感情の低下→より高い基準の設定」のループ
 ・自分ルールを壊す
  →がんばらないと他人に好かれない?
   →ルールを破っても他人に「受容」される経験を積むことで、自尊感情を高める
 ・非HSPとの付き合い
  →自分の限界を伝える
   →過剰な刺激を抑止する、疲れたら休憩を取る
 ・HSPの能力を楽しむ
  →高い感受性:自然に触れる、おいしいものを食べる、芸術鑑賞をする
  →豊かな想像力:絵を描く、日記を書く、歌う
  →深い思考:哲学的なことを考える、空想する

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Posted by ブクログ 2024年01月09日

この本にあるように、若い頃は自分の過敏さや限界を分らず苦労してきました。
鬱になったりいろいろいろいろしてきて、散々自分と向き合って、自分の性質がわかってきたので、いまは断ることもできるし、大人数のところにはいかないし、1人の時間がなにより大事で周りもそれをわかってくれて(友人に「あの人は、人が増え...続きを読むたらふらっといなくなるから気にしないでいいよ」と周りに説明されてたのには笑いました)
マイペースに楽に生きていますが、そうだったなー、こんなことあったなー…とか思いながら読みました。
納得できるところが多い本でした。

内容メモ
・内向的な人はたわいもない雑談には緊張しますが、共通の話題を持つ相手と一対一もしくは少人数で深い会話をする際には喜んで加わります。

・音や光、いろんなものに敏感

・自分の価値に懐疑的な人が多い
HSPは自分の育った環境で理想的とされる行動規範から逸脱してきました。それゆえに、優秀でいようとする。
自分は退屈で陰鬱な人間。人を楽しませられない。トイレに隠れる。自己批判。ほかの人みたいに私もできなくてはならない。…

・罪悪感と羞恥心に苛まれる。
羞恥心は自分に根本的な欠陥があるという感情であり、特に満たされない子供時代を送った人は、羞恥心が芽生えやすくなります。

・怒りをうまく放出できない

・HSPの人はたまった不満を解消したいと思ってる人の吐口になりやすく、そのせいでエネルギーを使い果たされる。聞き役になることが多いHSPにとって、相手の言葉に耳を傾けるのであれば自分の言葉も相手にちゃんと聴いてもらうこと。

・自分自身と和解する。

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Posted by ブクログ 2021年04月01日

自宅に飛び込み営業で若い女の子がドリンクの契約に来たんだけど、興味がなかったので近々引っ越すことを理由にお断りして帰っていただいた。断るのが苦手。人の気持ちにあてられて心を擦り減らしやすいので、疲れ切って夕飯を作る気力を無くしてしまった。

フラッシュバック。東京で働いていたとき、職場に大手オフィ...続きを読むス用品販売の新卒の男性が営業に来て、フレッシュな笑顔で「中小企業様のお役に立ちたい」とそればかり言うので、ボスが「君と話してるこの時間が無駄」と一蹴して返したことがあった。ボスとわたし一対一の職場。直後空気が重すぎて吐きそうになった。
彼はめげずにまた来てくれたので、プリンタのインクを契約した。数ヶ月に一度メールで発注してたんだけど、一年経ったくらいで違う人から返信がきて、彼が退社していたことを知った。


幼いころから、目上の人に気に入られようと尽くしてきた。いまでも気づくと無意識にそういう振る舞いをしやすい。
一番古い記憶は幼稚園の頃。先生に終業式の最中のおしゃべりを注意された。それから「注意されるのは恥ずかしい」ことなんだと思って、手のかからないいい子でいるように努めた。
うまくできないことがあると、とたんに自己肯定感がガタ落ちする。今は日々思い通りにならないことだらけで、どん底くらいまで落ちた気がする。でもちょっと楽になった。自分にこういう性質があると知っているだけでもすこし生きやすい。

この本にも「もっとリラックスしてありのままの自分を受け止めて、対処方法をいくつか身につけよう」って内容がいろんな言葉で書いてあるんだけど、実際問題難しい部分も多くて、読んでいて胸が苦しく、癒しにはならなかった。

実践できそうだと感じたのは、「他人が自分と同じ失態をしたときに、自分を責めるのと同じように他人を責めるか?」と思考してみること。大抵の場合はべつに責めようとは思わない。

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