あらすじ
HSPは、愛すべき「能力」です。
□多角的な思考 □気配り上手
□誠実で責任感がある □想像力が豊か
世界的ベストセラー 世界24言語に翻訳!
自身もHSPの心理療法士によるHSP入門書
★「HSPチェックリスト」「HSPのためのアイデアリスト」付き
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もしかしたら、あなたもHSP?
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□毎日、1人でいる時間が必要
□勘が良く、嘘を見破るのが得意
□テレビで暴力シーンを観ると、何日も影響されてしまう
□空腹や寒さを感じると、そのことが頭から離れなくなる
□仕事中、監視されているとストレスを感じる
□美しい自然や芸術作品をみると、喜びで胸がいっぱいになる
※書籍内チェックリストより一部抜粋
●目次(一部抜粋)
第1章 鈍感な世界に生きる「敏感な人」とは
・5人に1人がHSP(とても敏感な人)
・HSPは生まれもった気質
・HSPの能力1 一度に多くの情報を吸収できる
・HSPの能力2 音やにおいなどの微細な違いも察知できる
・HSPの能力3 ゆっくり、深く多角的に考えられる
・HSPの能力4 とても慎重で、危機管理能力が高い
・HSPの能力5 共感力が高く、気配り上手
・HSPの能力6 誠実で、責任感がある
・HSPの能力7 想像力が豊かで、内的生活が充実している
・表面的にはHSPに見えない人もいる
・外向的なHSP・刺激を求めるHSP
・タイプ分けすることの利点と難点
第2章 「敏感な人」が抱えやすい心の問題
・HSPが抱えやすい心の問題1 自分自身に高度な要求をしてしまう
・HSPが抱えやすい心の問題2 罪悪感と羞恥心に苛まれてしまう
・HSPが抱えやすい心の問題3 恐怖心を感じ、憂鬱になりやすい
・HSPが抱えやすい心の問題4 怒りをうまく放出できない
第3章 「鈍感な人たち」とうまく付きあうには
・方法1 周囲の人に自分がHSPであることを伝える
・方法2 自分の限界点をはっきり伝えておく
・方法3 休憩や散会の時間を事前に約束しておく
・・・など11の方法をご紹介
第4章 「敏感な自分」とうまく付きあうには
・方法1 HSPの能力を楽しむ機会をつくる
・方法2 五感から過度に刺激を受けないための対策をとる
・方法3 過度な刺激を受けたら、じっと自分の内側に集中する
・・・など8の方法をご紹介
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
敏感な人は自己評価が低い
自分とは異なるタイプの行動が評価される文化で育った
量でなく質で評価する
敏感すぎることは人格を豊かにする
5人に1人がHSP
病気ではない
喜びを深く感じ、特別な才能を持つ
症状が出るのは、慣れない環境でサポートを得られなかったときと不安を感じた時
平穏な環境では他の人よりも幸福を感じやすい
ストレスフルな環境では、病気にかかりやすく、事故にあいやすい
人の感情に影響されやすい
生まれ持った性質が性格に影響を及ぼす
内面の動きと表にでてくるものは全く違う
人生についてより深く考え、静かで内省的な人間に成長する
ものごとを軽く受け止められない
自発的で衝動的の対極にいる
他人に迷惑をかけたときに後悔する
難点は常に不安を抱えてしまうこと
共感力が高く感情移入ができる
サービス業や人をサポートすることに身を置く
思いやりがあるがゆえ反応がゆっくりになり、言いたいことが言えない
意識と無意識を隔てる壁がうすい
恥じてることや隠したいことが多いと会話は難しくなる
守ることにエネルギーを使うため、言葉がすらすらと出てこなくなる
HSPが心を開く勇気を持つ方法は、ほかの敏感な人の話を聞くこと
認知療法を受けてみる
→恐怖心を和らげる
気分が悪くなったときはやることリストに手を付けてみると少し和らぐ
2通りの考え方
1.仕事であまり成功できなかったのは、どうしてだろう?
→自分の誤りにだ注目してしまう
2.どうしてホームレスにならずにすんだのだろう?
→自分の資質に注目している
感受性豊かな人はネガティブに考えやすい
物事を軽く受け止められない
個性の一つなのでそれはある意味賢明なこと
怒りの根底には、満たされなかった期待や欲求が潜んでいる。
怒っている人は基本的に苦しんでいる人
共感と愛を必要としている
望みに変える
〜するべきだったではなく、〜できたらよかったのに、〜だったらいいのに、〜してほしかった
HSPは適切な環境では上手くやっていける
HSPは下記が大好き
自然
クリエイイティブ
哲学的な考えをめぐらす時間
体に良いこと
→走る、ダンス、オイルてマッサージ、泳ぐ、お風呂か足湯、
知覚に快楽を与える
→いい香りの花、おいしいもの、好きな音楽
動物
日記かしか本をかく
芸術鑑賞、芸実作品をみる
深くて質の高い人間関係
まず間違いを犯した時のために、手紙を書く
自分が一番愛してる人が間違いを犯した時の手紙
送り先は自分にする
自分が間違いを犯した時に読む
自己愛が足りない
まず怒りがありその下に悲しみがある
HSPの最終目標は自己愛を高めること
インスピレーションを与えてくれる
本を読む
ラジオを聴く
劇場に行く
コンサートに行く
講演に行く
知恵を与えてくれる言葉を読みそのことについて哲学的に考える
外交的になるエネルギーを与えてくれる活動
誰かと充実した時間を過ごす
→マッサージ、お互いの存在を感じ合うこと
子供と過ごす
過度に刺激を受けた時にするのにおすすめ
良が、ピラティス、軽い運動
ジョギング、ウェイトトレーニング、サイクリング、アクアフィットネス
ダンス
音楽をかける
暑いお風呂、足湯
ろうそくをともして音楽聴きながらオイルマッサージ
自然の中で過ごす
植物を植える、お世話する
ハイキング
自然の中で食事
テイクアウトで公園で食べる
花束つくる
陶芸
猫と遊ぶ
馬をブラッシングする
犬の散歩
Posted by ブクログ
・交友関係は狭いけれど深い
・競争や諍いは苦手だからしない
・ゆっくりだけど深く考える
帯の言葉を見て「これって私のこと?」と思い手に取った。本書巻頭のチェックテストをするとやはりHSP(とても敏感な人)の可能性があるらしい。自身もHSPだという著者の言葉が、ゆっくりと染み込んでいくのを読んでいて感じた。
まずは自分を知ることから。必要以上に自分を責めず、自分を知り、受け止めてあげる。
私は人に注意するのが苦手で、怒りが生まれてもどう怒っていいのか分からなくなるときがある。受け止めて流したり、相手に何も言わずに見捨てたり、距離を置いたりしてきた。本当は伝えたい。思いを言葉にしたい。
自分の持ち味をいかすために、自分はこういう人なんだと周りに伝えて今ある場所を整えていくのも手だなと思った。
Posted by ブクログ
この本にあるように、若い頃は自分の過敏さや限界を分らず苦労してきました。
鬱になったりいろいろいろいろしてきて、散々自分と向き合って、自分の性質がわかってきたので、いまは断ることもできるし、大人数のところにはいかないし、1人の時間がなにより大事で周りもそれをわかってくれて(友人に「あの人は、人が増えたらふらっといなくなるから気にしないでいいよ」と周りに説明されてたのには笑いました)
マイペースに楽に生きていますが、そうだったなー、こんなことあったなー…とか思いながら読みました。
納得できるところが多い本でした。
内容メモ
・内向的な人はたわいもない雑談には緊張しますが、共通の話題を持つ相手と一対一もしくは少人数で深い会話をする際には喜んで加わります。
・音や光、いろんなものに敏感
・自分の価値に懐疑的な人が多い
HSPは自分の育った環境で理想的とされる行動規範から逸脱してきました。それゆえに、優秀でいようとする。
自分は退屈で陰鬱な人間。人を楽しませられない。トイレに隠れる。自己批判。ほかの人みたいに私もできなくてはならない。…
・罪悪感と羞恥心に苛まれる。
羞恥心は自分に根本的な欠陥があるという感情であり、特に満たされない子供時代を送った人は、羞恥心が芽生えやすくなります。
・怒りをうまく放出できない
・HSPの人はたまった不満を解消したいと思ってる人の吐口になりやすく、そのせいでエネルギーを使い果たされる。聞き役になることが多いHSPにとって、相手の言葉に耳を傾けるのであれば自分の言葉も相手にちゃんと聴いてもらうこと。
・自分自身と和解する。