【感想・ネタバレ】あなたが生きづらいのは「自己嫌悪」のせいである。(大和出版) 他人に支配されず、自由に生きる技術のレビュー

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Posted by ブクログ

自己啓発本で瞬間的に読めてしまうのですが、良い本ですよ。自己嫌悪は先に自己嫌悪、憎しみと言ってもよいと思いますが、先にあるの。それだけでパラダイムシフトではないですか(2019-08-24)

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2019年09月02日

Posted by ブクログ

著者の自己嫌悪との闘い。
そうだなと思うことが多かった。
特に組織のなかでどう動くかは、著者の苦難も想像しながら読んだ。自己嫌悪が激しい上司は、無意味な仕事を作ったり、全てを自分の思う通りにコントロールして把握しようとしたりすることで自己充足感を得ようとして、自己嫌悪の穴をみずから広げている。そして、繰り返す。パワハラである。

ただ、知識として知ることと、納得すること(心と身体で理解すること)は全然違うので、同じ道のりにはならないのではないかな、とも思った。
著者の歩みをみながら、私はどうしようか、と自分に問いかけていく。そのときにこそ、この本はひとつの道しるべになるのかも。

馬に乗ってみたいなあと思った。
心と身体の心地よい方へ。
そういう瞬間を増やしていく。選んでいく。

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2022年03月11日

Posted by ブクログ

かなり個性的な本やけど、人間が幸せになるには、美味しいもの、良いすみか、良い仲間があればよいというのは至言。

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2021年02月11日

Posted by ブクログ

うまく生きられないのは自己嫌悪があるからだということから出発し、自己嫌悪から脱し、自愛に達して、幸せになるためのガイド。他人を利用しあう関係でなく、頼り合う関係を築こうという提案。ただし、頼られても断る権利は持つこと。友達だから、同僚だから、家族だから、という条件での依頼は断る。単純に困っているのを知らされ、それを単純に何も見返りを求めずに助けたいと思うかどうか、それだけを基準に助けることが、自愛に通じる道と説く。

以下注目点
・したいことを実際にしてみる。そこから始まる流れに身をまかせ、渦をつくりながら拡大していく。それがイノベーションの本質です。
・分からないところ、違和感を覚えるところを、スルーしないで、いったん立ち止まること。

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2018年11月12日

Posted by ブクログ

なぜ自己嫌悪に陥るのか?

これは、非常に根が深い問題だと思います。
幼少期からの両親との関係や、生まれ持った性格、
受けた教育など、一概に、なぜ自己嫌悪になっているかの、
根本的な原因を知ることは難しいと思います。

中高生へのアンケート調査では、
半数以上が自己嫌悪に陥っていると統計もあります。
自分に自信がない、自分のことが嫌い、
こういう結果がでるのは、世界広いといえど、日本ぐらいです。

著者は、「超」がつく自己嫌悪をメンタリティーとして持っている人です。
しかし、今は突き抜けた感があります。
著者の語り口は、非常に訴える力を持っています。
問題提起、論理展開、結論と、超一流だと思います。

この本を読んでも、自己嫌悪から、解放されることはありませんが、
自己嫌悪になる構造と、その対処法は、わかります。
自己嫌悪は、多かれ少なかれ、誰でも持っているものです。
大切なことは、どう、自己嫌悪を付き合うかです。
性格の悪い友達と付き合う感じです。
「付き合わない」「あいつとは、関係ない」じゃ、すまされません。

①なぜ、自分はやることなすことうまくいかないか
②なぜ、すぐに不安に陥ってしまうのか
③なぜ、職場、職場で、うまく立ちまわれないんだろう
④なぜ、他人をうらやましく思ってしまうのだろう
⑤なぜ、すぐに寂しいと感じてしまうのだろう

日常的に以上の感情に襲われるのなら、
是非、手にとってみることをおススメします。

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2018年09月02日

Posted by ブクログ

 ひとことひとことが耳に痛い。
 最初、構成が体系化されていないから読みつらいと感じていたが、後半にゆくにつれ、まっすぐに結論へ向かわないこの違和感や揺らぎが大切だと気づく。

 そもそも、この本を手に取ったきっかけは「女性装の東大教授」という興味本位なものであった。
 しかし読んでみると実に骨太で、戦っている自己嫌悪の手強さが感じられる。
 やはり、我が道を歩むのは簡単ではないのだなぁと思う。けれども、我が道は楽しそうである。

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2017年10月08日

Posted by ブクログ

これ、皆読んだ方がいいと思う。そこかしこで繰り広げられる地味だけど確かな暴力、苦しみや悲しみ。世の中で起きている、日常で目にする、いろんな違和感に対するひとつの解がここにあった。ゆっくりじわじわ染みわたって行く衝撃が、文体の心地よさとも相まって、気持ち良かった。

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2018年02月01日

Posted by ブクログ

あっという間に読み終わった。編集者が書いた文章らしく、とても読みやすかった。
自己嫌悪は、あると無駄に頑張る原動力にはなるが自己愛は得られない。
自分の感覚を取り戻すことが、第一歩。

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2016年08月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

んーーー著者が元々自己嫌悪の塊でそれは両親に帰責するんだっていう主張はよく受け取った。

立場や肩書きに捉われない自分でいること
またそれらに捉われずに人と接すること
身体を動かしたり、五感を刺激したりすることで頭と身体を一致させること、それによって他人からの評価ではなく自分の感情に集中できる

れらが自己嫌悪ではなく、自愛に近づくための方法みたい
確かに日本の現代社会では難しいことかもしれない
即効性のある解決策を求めてしまっていたからあまり刺さらなかった
けど運動を始めようと思う

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2022年07月15日

Posted by ブクログ

自己肯定感について知りたくてまずは自己嫌悪の本を読んでみた。さくっと読めた。自己嫌悪は結果ではなく原因という考え方には納得感あり。例としてあげられていた自己嫌悪に起因する様々な言動(相手が気に入りそうな像を作り出す、立場主義等)は心当たるものが多かったです。
本の後半はやや極端な例が多かった気がします。(戦時中の話やホースセラピーなど)

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2020年02月26日

Posted by ブクログ

この本で書いているようなことを無意識に実践していたため驚いた。自己嫌悪から逃れ生き抜くために、そうせざるを得なかったからかもしれない。新しいこと、知らないことを知って驚くというより、同意、納得するような感じで一気に読んだ。

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2020年02月03日

Posted by ブクログ

「自己嫌悪は結果ではなくて、原因」

自己嫌悪から抜け出すためのセオリーは、「自分の過去を受け入れて」「小さな成功体験を積む」こと。ほとんどのメンタルヘルス本やビジネス本が書いている。
本著はこれらの対処法とは全く違うことを書いている。それは傍観者の書く「やるべきこと」ではなく当事者の書く「やったこと」だから。

著者が書くことは、引きこもれるなら引きこもれとか身の回りから不快なものを無くせとか、なんというか非建設的な逃げの論理で、建設的ではないことが多い。しかし、それが当事者の言葉なんである。
自己嫌悪は結果ではなく原因と書いているけど、きっと著者もあまたの自己嫌悪者も幼少期の親との関係が自身を拗らせた原因になっていると思う。(今更、それをどうこうできないから自己嫌悪を原因としてるのかもしれないけれど。)親との関係に対する対処法は2つあると思う。
1つは苦しいけど対話をすること、もう1つが著者のように関係を断つこと。著者は後者を選択した、それが当事者であるということだと思う。

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2019年07月14日

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