あらすじ
あと20年足らずで、男性の3人に1人は結婚できない時代になるという。本誌の調査でもその苦悩がうかがえる。また結婚は本人だけの意識にとどまらず親、兄弟、姉妹など家族との関係も無視できない。結婚はするもしないも自由。だからこそ、家庭を持ちたい若者が躊躇なく結婚できる道を探す必要がある。本誌は未婚をめぐる現実を紹介するとともに、先を切り開くヒントを示したい。
本誌は『週刊東洋経済』2016年5月14日号掲載の16ページ分を電子化したものです。
●●目次●●
生涯未婚 結婚なんか、ぜいたくだ
結婚しないのかできないのか
【対談】婚活ブームを総括しよう
少子化ジャーナリスト 白河桃子
NPO法人ほっとプラス代表理事 藤田孝典
親の嘆き きょうだいの不安
政府は少子化の真因を無視した
中央大学文学部教授・山田昌弘
【INTERVIEW】あえて結婚しない男の事情
武蔵大学助教・田中俊之
コンサル思考でご縁を勝ち取れ
経営コンサルタント・西口 敦
感情タグBEST3
結婚するもリスクしないもリスク
以前は、結婚できない男子、結婚しない女子、とか言われていたが、もうそんな単純な図式では語れないと思う。男子にも女子にも、それぞれ勝ち組、負け組がいる。昭和の時代なら、貧しくても結婚して家庭を持って子供を育てることが社会一般の常識だったが、令和の時代は経済的に余裕があれば結婚や子育てが選択肢となるような雰囲気がある。結婚したいけど、子供したいけど、経済的に無理・・・というのは、ある一面では真実だろうが、結婚できない理由のすべてではないはず。経済力が結婚しない大義として使われている感もあるが、最終的には結婚するもしないも個人の判断。その結果、人口が減少し、社会的にどんな影響が出てくるのか?懸念は多いだろうが、所詮、歴史は成り行き任せ。社会や周囲が無理に結婚を強いたところで、本人が幸せにならなければ意味がない。人口が減れば減ったなりの社会になると達観するものもアリではないか。