あらすじ
ナイフで全身を切り裂かれ、森の奥に横たわり、死にかけている18歳のロージー。恵まれた家庭で育った彼女が、なぜこんな目にあったのか? 彼女の意識は、凶行の瞬間から過去へと遡ってゆく。一方、事件を知った庭園業者のケイトは、偶然知ったある出来事をきっかけに事件の真相を追いはじめる。ケイトが行き着いた意外過ぎる真相と、その哀しすぎる原因とは? イギリス・ミステリ界に新風を送りこむ、新鋭のサスペンス。
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Posted by ブクログ
ケイト&アンガス夫妻 娘グレイス
ジョー&ニール夫妻 娘ロージー&デルフィン
序盤、下劣ニールの行いに比べアンガスの優しさに救われていたのに、長期出張に行ってるアンガスにまさかの浮気疑惑発覚 アンガス、あんたもか… しょせん男って奴は ハァ…浮気未遂で終わったと白状するアンガス(←ん~怪しい)
あれほど、ジョーの家庭に首突っ込むなと言っていたアンガスが、家にデルを住まわすことにあっさり了解する 後ろめたいことがあると見た やっぱこれ絶対やってんな 墓場まで持って行く気やな まぁそれがよろしいでしょうw
それにしても、ケイトの底抜けのお人よしが信じがたい 読んでいて、そこまでするか…?と何度つっこんだかw
デラがなぜそんなにケイト家に居たがるのかわからない こんなにもクールな子はいつもの台詞「大丈夫です」と言って叔母さん家に行くんじゃないかな
ニールの娘への精神虐待がすごい ここだけ掘り下げてもよかったかも
ニールが警察に虐待の事もさっさと認めたのが不可解 こういう奴は自身の保身に走りあれこれ言い訳してなんとか逃れようとするもんじゃなのかな
ジョーのニールへの依存症度合が半端ないな
いろいろとぶっこみ過ぎて(ロージーの彼氏の話とか絶対いらんし)個々のエピが薄味になったのが残念だがスピードよく読めた
イギリス人作家 次作 The beauty of end(本邦未刊)も読みたいな
Posted by ブクログ
「少女架刑」や「夏と花火と私の死体」を連想させる設定。
読み進むにつれ、どんどん辛い。読みにくいというのではなく、読めば読むほど、気持ちが深い泥の底に沈んでいくように辛い。
愛されたいと強く願いながら、愛されないことの悲しさ、辛さ。
Posted by ブクログ
一人の少女が命を落とすところから物語は始まる。
イギリスのある町で起きた事件。
少女の過去の回想と、事件の謎を解くケイトの今が重なる物語。
ケイトのまなざしがやさしい。