【感想・ネタバレ】遥かなるコスタリカのレビュー

サンドラ・マートン / 星合操

コスタリカの新支店で有能な秘書としてキャリアを積んでいたアーデンだったが、ある夜、上司に言い寄られて窮地に立たされてしまう。――そんな彼女の前に、息をのむほど凛々しいひとりの男性が現れ、アーデンに熱いキスをする――。彼のおかげでその場は切り抜けたが、翌日、その上司に不当解雇されてしまう…。撤回を申し入れながらも、大農場の秘書の仕事を短期ですることにしたアーデンだったが、そこには熱いキスを交わした男、コナー・マルチネスがいて――!?

[タキ · ★★★☆☆]

ヒーローがイヤ

ヒロインは気が強く、不当なことには断固として抗議するような女性で好感が持てたし、彼女が秘書とな老人セニョール・ロメロもいいキャラでした。
でもヒーローは簡単にヒロインを金目当てだと疑ったり、自分を狙っていてヒロインを敵視し侮辱するような女性に無駄にやさしかったりして、なんだかなという感じ。ヒロインに対する誤解が解けたのはよかったですが、ちょっと簡単すぎたような。ヒロインの元の職場での不当解雇の件も、正式には改められなかったのも残念でした。絵は華やかできれいでした。