【感想・ネタバレ】恋愛劇場のレビュー

あらすじ

彼は知りもしない。私が今も純潔であることを。

18歳のベットは町の小劇団で出会った年上の男性カルと惹かれ合い、身を捧げようとしたが彼に制止された。“きみはバージンだ”と言われて。ほどなく彼への想いが無残にも打ち砕かれる日がやってきた。カルが芝居の演出のためにひとりでニューヨークへ行くと宣言したのだ。わたしは捨てられたのよ……。涙がかれるまで泣いたあと彼女は決心した。“小劇団止まりの女優”という彼の蔑みの言葉が間違いだと証明するわ!カルのあとを追うようにニューヨークに来て6年、ベットは舞台女優として成功をおさめ、権威ある賞にもノミネートされた。そんな折、どうしても主役の座を射止めたい芝居のオーディション会場に、突然カルが審査員として現れ言い放った。「この芝居は僕が演出する!」

■1988年に出版されたダイアナ・パーマーの名作『恋愛劇場』を新訳版でお届けします! かつて心から愛した男性と驚愕の再会を果たしたヒロイン。ずっと守ってきた純潔を彼に捧げて妊娠したものの、残酷な言葉を浴びせられ……。

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Posted by ブクログ

古い作品なのであまり期待しないで読んだら…これがおもしろかった!(再邦訳なのも関係してるかも)
もちろんダイアナヒーローなので結構勝手な人だけど、ヒロインに惹かれることは否定してないところで甘さを感じられたのが良かったのかな。いろいろあってヒロインのことは拒絶していて「まったくもう」と思う面も無くはないけど、拒絶の理由はあるし(単なる身勝手な豹変じゃない)、拒絶しているときですら「子供は女の子かな?男どもが群がってきたら蹴散らしてやる」とか妄想するところなんかが憎めず…

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2016年11月06日

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