【感想・ネタバレ】麗しき白骨のレビュー

あらすじ

【渡辺淳一文学賞創設記念電子化!】T大医学部整形外科・藤本教授の定年退官の時期が迫っていた。絶大な権力を持つそのポストに、次に座るのは誰か――。有力候補の一人である東都大の可知教授は、実績作りのために、骨移植研究グループを発足させた。異種骨移植が上手くいけば、学会の注目を集めること必定である。動物実験もそこそこに、人体実験が開始されたが……。

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Posted by ブクログ

骨移植というきわめて専門的な分野かつそもそも渡辺氏の専門でもあったらしい分野の実験の進展と、そこに医局の権力抗争・教授戦が合わさるというとてもスリリングな本。白い巨頭や医龍を思い浮かべる。
今ならもう少し患者がうるさそうだし、カルテ開示も医者が拒否できたのだな、と時代を感じる部分もある。
とにかく最後まではらはらしつつ読みやすい、これぞ渡辺淳一というべき作品

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2025年07月17日

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