あらすじ
12歳までわが子にしてあげたい大切なこと。
講演などで著者が必ず受ける質問に「どうしたら子どもが自分で勉強するようになるのですか?」というものがある。自ら学ぶ姿勢を作れるか否かのポイントは、親が勉強時間を「楽しくする」「おもしろくする」コツを教えてあげられるかどうか。親が簡単な働きかけをするだけで、子どもは勉強の時間を「おもしろい」と感じるようになり、自然にやる気を出すようになる。勉強時間に計画性が生まれ、たまった教材もフル活用できるようになり、成績は必ず向上する。
本書では、机に向かわない子どもに悩んでいる親のために、1000人で成功した「勉強のする気を引き出す」、実践可能なコミュニケーション法、関わり方のコツを紹介する。
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Posted by ブクログ
素晴らしくよかった。もっと早くに、この本に出会いたかった。子どもを勉強嫌いにしてしまう言葉かけの例で、「あ、しまった」との心当たりがたくさん。苦笑いしながら読んだ。
子どものありのままを受け入れよいところを伸ばす、親が教えたと子どもに思わせずに子どもが自分で発見したと思える教え方をする、親が手を引く時期手を離す時期のタイミングと方法を適切に見極める。
日々の生活の中で心しておきたい。
Posted by ブクログ
共感の気持ちを持つ
小さいうちは一緒に(少なくとも最初と最後は)一緒に勉強する
全部まるになるように工夫する
勉強する理由がわかっている
専門分野がある
自信があるの3つが勉強好きにするコツ
Posted by ブクログ
わかってるけどツイっていうことをどうやって回避するかが具体的でうれしい。
「安心して間違えられる環境だから、安心して勉強ができるわけです。
安心して勉強ができるからこそ、楽しんで勉強ができるのです。」
「怒らないで勉強を教えるための第一歩として、怒りのもとになっている感情を考えてみてください。」
悲しかったのかな?くやしかったのかな?
本当はなにを伝えたかったのか?
自分の話をきいてもらいたかった?
がっかりの気持ちをわかってほしかった?
それを素直に言ってみよう。
「どうしても受け入れたくないものだったり、なにをどう受け入れればわからなくなってしまったり、考えすぎてなにもできなくなってしまったり(略)
そんなときは、子どもの行動や感情にあわせて、物事を共有、共感してあげれば、子どもはありのままを受け入れてもらえると感じるのです。」
「少しずつ”できる””やれる”という経験を積み重ねていくと、勉強は自分でなんとかできると思えるようになっていきます。」
「どんなにうまくいっていないような出来事でも、かならずできている部分はあって、それをどう見つけるかが大切なのです。」
煮詰まった時に読み直したい本。
幼児期から思春期まで応用できる。
「心配するより信頼しよう」
チビちゃんのぼんやりテレビを見る姿をみて心で呟いてみる。