あらすじ
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福沢諭吉の代表作『学問のすすめ』。
「天は人の上に人を造らず~」という一節はあまりに有名ですが、
この書籍を通じて福沢諭吉が伝えたかったいちばんのメッセージとはいったい何か?
それは「学ぶことの重要性」です。
学ぶことで外の世界を知り、欧米列強の圧力下に負けない人になってほしい。
自分の足で立てる「独立心」を養ってほしい。
それこそが福沢諭吉の思いだったのです。
同作には現代社会に生きる私たちにとって、
学ぶ姿勢から社交の大切さまで、
社会人として生きるために必要なことがたくさん書かれています。
・仕事がつまらない……
・やりがいが見出せない…
・今の職場に不満がある…
そんな方はぜひ本作を読んで、
「今」を乗り切るヒントを見つけてください。
学ぶことでしか『今』は変えられない!
やりたいことがあるのであれば、
それを忘れずに成長していけばいい。
いつかチャンスは必ず来るのだから。
■目次
・第1話 出会い―有様の不同なるが故にとて他の権理を害するにあらずや
・第2話 現代へ―天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず
・第3話 再会―我心をもって他人の身を制すべからず
・第4話 学ぶとは―賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるに由って出来るものなり
・第5話 友情―人に先って事をなすは正にこれを我輩の任と言うべきなり
・エピローグ 独立―独立とは、自分にて自分の身を支配し、他に依りすがる心なきを言う
■著者 齋藤孝
■まんが 岩元健一
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Posted by ブクログ
【内容】
23歳の適当に生きているテレビ局社員が、福沢諭吉のいる時代へタイムスリップして、福沢諭吉から人生との向き合い方について学ぶ本。
【学びを得た部分】
◆ 『学問のすすめ』を福沢諭吉が世に出した意図は、日本とその国の人々が独立する手段として『学問』を勧めたかったからである。
◆ 「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」
⇒この有名な一文から始まる一節は、人の平等さを第一に伝えたい節ではない。真に福沢諭吉が伝えたいのは、人間は平等に生まれながらも貧富の差や地位の差がついてしまうのは、その人が学んで智恵を発揮出来ているかいないかの差なのだということ。つまり、人の地位や財産はその人次第で決まるのだから、皆学問を学ぶべきだと説いた。
◆ 「実なき学問は先ず次にし、専ら勤しむべきは人間普通日用に近き実学なり」
⇒ではどんな学問をすればいいのか?これに対し、福沢諭吉は実用性のない学問は後回しにして、一生懸命やるべきは、生活に役立つ実学だと説いている。何が生活に役立つか、はその人の生活や目標次第だと思うので、自分で考えることが必要だと思う。
【感想】
『学問のすすめ』は現代にも通ずる思想書だと感じました。学生の人こそ読んで欲しい一冊。学ぶことで自分の視野や選択肢が広がるというのは誰しもどこかで分かっている事ですが、先人から伝えられるとより重みがあります。私も実学を学び、より自分の視野を広げていきたいと思いました。
Posted by ブクログ
仕事は実力が第一
大事なのは果たすべき役割
人間は学問をするかしないかによって多き草がつく。だからみんながんばって学問にせいをだせ
人間交際というのは心の持ちようだ。なにも他人を恐れたり遠慮したりする必要はない。自分の心をさらけ出してさくさくと付き合っていく方がよい
なぜそうすべきかを明確にして自ら判断していくことが成長に繋がる
信用とはひごろのつみかさねによってきずかれる
福沢諭吉は信用は知性と正直な心という特によって次第に獲得していくものだと説明
信じる疑うというときには取捨選択のための判断力が必要なのだ、学問というのはこの判断力を確立するためにあるのではないだろうか
ただはたらいてしぬだけのありのような一生をおくるな
よい生活をする、よい会社にはいるといった自分の人生だけを考えるのではなく、世の中の役に立とうとする意欲や気概が人としての成長に繋がる
その人の学校で学べるなんて本当に幸運です、
はい、ぼくは慶應技術の学生です
学んで学んで努力をしてせいかをえてそれでもなお目指すものにたいして暑く語る、ぶれないしんがあるから
会社の規模や給料といっまステータスではなく誰のためにどう役立てるかを考えることでよりたかいかつやくができるようになるま
勉強をする意味とはじぶんの頭で考え、物事を判断する力をえることです
人は生まれ持った才能以上にモチベーションが大事です。やる気がある人が集まってる環境に身をおけば自分も上を目指そうという気持ちになるものです
職場にあいしょうの悪い人がいると、ついその人の言動に目が行きがちですが、そのときはむしろ支店を変えて!きが許せる仲間がどれだけいるかを考えてみてください。
出会いが増えればその分仲間とめぐりあうちやすもふえます
他に仕事ありますか
なんかがんばってるじゃん
じぶんで物事を考え判断していくというのはいわば生きる力を養ってるともいえる
人生でどうしたらいいか困っているときはまず自分の頭で考える
正しいかどうか考える必要はない
仮説を立て、かいけつさくをみちびく、その上でその考え方な正しいかどうかをまわりにきき、アドバイスをもらおう
仕事のトラブルのとき、上司に相談することも大切だが、じぶんでもなにをすべきか、なにをしてはならないか、を考えじぶんなりの答えをだそう
そのように答えをだした上で上司やセンパに、の件について自分は、、のようにかんがえましたがいかがでしょうか。などとたずねてみるべき
自分の意見を持たずにただ他人にしたがってしまうだけだと、なにがただしくて何が間違っているかじぶんでものごとを見極める力がなくなってしまう
ふくざわががくもんのすすめでつたえたかったのは学問をすることで自分の足でたって考え行動する力を養うこと。
見失うときそんなときこそいま目の前に与えられたことを全力でこなしていけばいい、するといつしかそのときの経験が自分の成長のかて都なり財産になる
Posted by ブクログ
タイトルと冒頭は有名だが、読んだことがない本。
人として国としての自立のために実学を学ぶこと、学んだことを役立てることの重要性を説く。
諭吉の先見性、人柄、思想の魅力が伝わってくる。マンガのストーリーも、自分の夢に向かって足元のことをきちんとこなしていく内容で、やる気をもらった。
16-212