【感想・ネタバレ】ハッピィミリィ 1のレビュー

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Posted by ブクログ 2016年09月28日

結構な衝撃を私に与えてくれた、『北斎先生!』の城戸みつる先生の作品だって事を、この感想を書く上で、プロフィールをチェックして気付く
やや自己嫌悪に陥ったが、どうにか持ち直した
しっかし、『北斎先生!』の次巻は、もう、世に出ないんだろうか・・・・・・『マウリと竜』も(2)が出たんだし、希望を捨てないで...続きを読む気長に待つか
では、改めて、『ハッピーミリィ』の感想を
とりあえず、ジャンプSQに、何ら恨みはない。正直、SQを読んでいる理由の大半は、丈山雄為先生の『ヤミアバキクラウミコ』が終わってしまった現在、この『ハッピーミリィ』が占めている。西尾維新×暁月あきらの最強コンビが描く『症年症女』も結構、好きだが、コチラの方が「続きを読まなきゃ」って衝動を生んでいる
その上で、SQからYJの編集部、引き抜いてくれないかな、と思っている
ホント、誤解しないでほしいが、SQの質が落ちる事を望んでいる訳じゃなく、シンプルにYJが今より面白くなって欲しい、だけである
端的に言うと、斬新である。城戸先生らしさが、よく出ている、と思う
これまで世に出ている漫画で、赤ん坊を主役にした作品は何気に少なくない。パッと思いつく限り、神仙寺瑛先生の『天使の事情』がある
こちらの赤ん坊らも、ミリィに劣らずお喋り好きだが、あくまで、子供同士で通じ合っているのみ。しかし、ミリィは大人とも会話が可能、しかも、体は大人より成長し、動作は野生動物か、と危惧感すら覚えるほどに俊敏
赤ん坊としてありえない行動。けれど、精神はまだまだ未熟で、赤ん坊らしい失敗(って言い方は適切じゃないだろうが)ばかりで、そこが実に可愛らしい
また、ミリィだけじゃなく、登場する他の赤ん坊らも、各々にブッ飛んだ特徴を有している。城戸先生、よくぞ、こんな赤ん坊らしくない個性を思いついたもんだ
ミリィの姉・ルイを筆頭に、差こそあれど、非赤ん坊組のキャラたちも独特だ
こんな風に書くと、キャラの突飛さだけで勝負している、二流同然の四コマ漫画、と思われてしまいそうだが、実際のトコ、画力は低くなく、一話のストーリーも起承転結がしっかりしていて読みやすさは、十分にある
イイ意味でまともじゃない登場人物ばかりが繰り広げる、ドタバタコメディの土台を絵で支えて、話のテンポの良さで巧くコントロールしている印象を受けた
初っ端から、とんでもない事を書いてしまったが、流してもらえると助かる
ちなみに、この『ハッピーミリィ』で最強のキャラは、例に漏れず、お母さんだったりする。お母さんの「秘密」が、ほんの少し見える回が今後、描かれるのか、そこが楽しみ。ただ、城戸先生が消される可能性はアリw
どの話も、ハチャメチャで無邪気なミリィの可愛さに癒され、笑いでストレスを吹っ飛ばしてもらえるが、個人的にオススメな回は、掴みとして、これ以上ないくらいにバッチリである、「1わ」だ
この台詞を引用に選んだのは、父は強しだな、と敬意を抱いたので。当面、子供を持つ予定はないけど、仮に父になる日が来たのなら、最低でも、これくらいの覚悟を持っておくべきなんだろう

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