【感想・ネタバレ】イギリス英語は落とし穴だらけのレビュー

あらすじ

★イギリス英語がもっと好きになる
★英国人のメンタリティがよく分かる

本書は、イギリスを皮切りにヨーロッパで四半世紀以上、国際ビジネスの最前線で活躍している著者のナマの「言語体験」や「異文化体験」がベースになっています。
どこまでも実践的(例文も豊富)で、且つ教養溢れるスーパーエッセイ(50話)です。一筋縄ではいかないイギリス英語の難しさと面白さが堪能できます。言葉の面だけでなく、ポッシュ(posh)と呼ばれる上流階級の人たちの思考回路や、ロンドンなまり(cockney)の押韻スラング(例えば、電話をdogと呼ぶ、など)のからくりなど、英国文化に関しても盛りだくさんの内容です。
階層(class)と犬種の関係、Japan's leaderとJapanese leaderの違い、イギリス人なら誰でも知っている人形劇など、息抜きコラム「TEA BREAK」(9話)も充実しています。
巻末には、liftとelevator、petrolとgasoline、underground/tubeとsubwayなど、イギリス英語とアメリカ英語の「対照リスト」を付けました。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 著者は、「クーリエ・ジャポン」(講談社)でここがおかしい「ニッポン神話」という異文化比較論のエッセイを連載している英国勅許会計士/ベルギー王国公認税理士だ。


 同じ英語だから対して違いはないだろうと甘く見ているとやけどする。ものの言い方もイギリスとアメリカとでは違うので注意が必要だ。


 今回初めて知って驚いたことがある。それは、「微妙なニュアンスの違いがわかりますか?」で取り上げられている表現を見て「なんだこれは」と思った。


 That's interesting.とIt's interesting.の違いはと言われてびっくりした。前者の場合、ポジティブな響きがするが、言い方によっては皮肉捉えられる。後者の場合、ポジティブな感じに理解されないとある。その理由は、It'sで文章を始めるとbutのイメージが浮かんでくるからとある。


 中学レベル単語が並んでいるが、そんな違いがあるとは今日まで知らなかった。英語は奥が深いなあ。


 文化の違いと言えば、読売新聞が発行している英字新聞The Japan Newsは、日曜日JN Learning Labと言う4ページの語学学習者向けの情報を載せている。その中に毎月第3週目にTranatlantic Trouble: British and American Englishというコラムが載っている。それは、イギリス英語とアメリカ英語のさまざまな違いについて書かれている。英語と言っても、ずいぶん違うものだ。

0
2016年06月04日

Posted by ブクログ

日本で教えられるのはアメリカの価値観が多いと実感。マナーにこだわり過ぎてコミュニケーションに緊張するのも勿体無いし参考程度に。

0
2016年03月04日

「学術・語学」ランキング