あらすじ
本書は100%船井氏が書き下ろした本であり、
当初は2007年からの病気により「遺稿」のつもりで書かれました。
本書の特性は、自分(船井幸雄)のことを実例として多くあげていることです。
自分のことを書くのは本来好きではないのですが、
そうでないとどうしても本音論にならず、
本書の文章を進められないからです。
読み苦しい点も多いと思いますが、悪しからずご了承ください。
著者から読者の皆様への「本音の告白」。
77年以上の多彩な社会経験を生み出してきた船井幸雄だからこそ伝えられる「本音」。
読者のご期待にお応えできると思います。
●人間は本物にならないと、本音では生きられない
「本物の人間」とは、「人として正しく生きるクセづけができている人間」ということでしょう。
それは難しいことです。
それだけにぜひ、目標としてみたいと思っています。
■目次
・まえがき
・第1章 見事に「身辺整理」をしたと言われているが?
・第2章 なぜか本音や世評とちがう自分の生き方・感じ方
・第3章 「本当(本音)の自分」に思うこと
・第4章 何よりも「びっくり現象」が勉強になる
・第5章 「本音」からと思える、心うたれる日本人の美的意識
・終章 人類の歴史と今後についての現時点での私の仮説
・あとがき
■著者 船井 幸雄
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Posted by ブクログ
77歳船井幸雄 言わずとしれた船井総研元会長である。「聖書の暗号」「レプティリアン系祖先」「フリーメーソン」など何とも胡散臭い内容があげられている。一見想像を絶するが、認識を超えた事実の存在を否定するのは科学的ではない。関連書に興味がそそられる。2010/10/9
Posted by ブクログ
船井さんの最近の著書は、発売されるたびほとんど目を通しているのですが、今回のものは今まで繰り返し述べられてきた情報に加えて、諸事情にて伝えられなかった船井さんの「本音」も載っています。
今年は、聖書の暗号関係の著作がありましたが、実際船井さんは推薦されていただけで著者ではなかった本があって、その帯の宣伝文句に、いかにも船井さんが著者であるようなデザインになってたことに関して…などなど。(自分も一瞬、船井さん著だと思って手に取りました)
船井さんの本には吸引力がありますので、推薦文を書かれているだけでも手にとって読んでみたくなる力があります。ご自身がいろいろな方との情報交換をされていて、いわゆる「びっくり現象」ニュースを次々に発表してくださるのですが、それに関連した話などもあります。
でも、今回の船井本で自分が思ったことは多分、他の方の感想とはちょっと違うのではないかという気がしています。
それは「情報を見極めて、自分の頭で考え、選択することの重要さ」です。
信頼する方、ファンである方の話ならば無条件で受け入れて読んで信じたくなるのが人情ですけれど、なぜか今回は直感的に「情報を分析・選択する大切さ」というのをこの著書から学ばせていただいたような気がするのです。(他にもいらっしゃったら嬉しいのですが)
現在の世界情勢には、情報操作も多いです。
真実を隠匿するために、もっともらしい偽りの情報が真実として公表されたりもします。
そういうケースが多いと、世界の流れも変わってしまいますよね。
故意に流れを変える組織が存在して、そう仕向けているとしてもおかしくはない。(正しいとはいいません)
その他、自分的に印象に残ったのは「病気をしたことにも意味がある」という言葉です。
物事にはすべて意味がある、その意味を生かせるか否かは本人の心持しだい、というのが自分の意見なのですが、病気もただの病気で終わらせてしまうか、そこに何か学ぶべきもの、意味を発見して感謝するかどうかでがらりと違ったものになるのだなぁ、と痛感いたしました。
大病をしたからこそ、得るものがあったり。学ぶものがあったり。
人生は見方ひとつ、考え方ひとつで全く変わります。
直接的にではないかもしれませんが、今回も船井さん著書で、人生を考えさせていただきました。感謝です。