あらすじ
「クラウドファースト」でアーキテクチャー設計を進めるガイド本
オンプレミスをIaaSに移行するだけでは、クラウドを使いこなしているとは言えません。クラウド技術を使いこなすには、アーキテクチャー設計において「考え方」の変更が必要です。では、どのような「考え方」をすればいいのでしょうか。それが本書のテーマです。エンタープライズ開発になじんでいる人も、本書を読めば「クラウドファーストの考え方」を身につけることができます。
クラウド技術の原点は単なる仮想化技術ですが、それが「アジャイル」や「DevOps」といったムーブメントの影響を受けながら、高度なシステム運用を支える基盤となりました。クラウドファーストでは、設計方法も、開発手法も、プロセスも、マネジメントも、すべて変わります。これからのシステム開発に欠くことのできない「クラウドファースト」、あなたもぜひ身につけてください。
<目次>
第1章クラウドファーストの意味
第2章クラウド技術の構成
第3章クラウドファーストに至るまでの歴史
第4章エンタープライズとクラウドファースト
第5章アーキテクチャー設計ガイド
第6章クラウドファーストにおけるエンジニア
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
著者はグロースエスクパートナーズという会社の方。オンプレと違うクラウドならではの考え方(カオスモンキー等)やマイクロサービスのことがわかりやすく解説してあり良い本でした。
Posted by ブクログ
クラウド技術の発展に伴うマイクロサービス指向の流行や、ウォーターフォールからアジャイル及びDevOpsの考え方の流行、職能依存からの脱却(フルスタック)など今時のITアーキテクチャ像について平易に説明してくれる書籍。実践には使えないまでも概念の理解にはものすごく有用です。