あらすじ
中小企業が、事業を多角化して
儲かる事業会社を次々に作り出し、
売上を10億、50億…100億円と積んでいく
それが本書で解説する「連邦・多角化経営法」です。
「会社を幾社も立ち上げるメリットと戦略視点」
「子会社を任せられる幹部社員のハイスピード育成法」
「親会社の役割と独立採算グループ会社の運営ルール」
「子会社長に、経営を任せるところ、任せてはいけないところ」
「社員がワクワク楽しく勝手に会社を伸ばす仕掛け」
など、これら「連邦多角化経営」の実戦で、経営が安定し売上がぐんぐん伸びていきます。
本業を中心に、数千万~数十億円の事業を無数につくる方法を、今話題の経営者が教えます。
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Posted by ブクログ
複数の異なる業界で事業ができると、
ひとつの業界が悪くなっても、他でカバーできるので
比較的、安定した経営ができます。
しかしながら、我々のような中小企業では、
目の前の仕事をこなすのに精いっぱいで、
新規事業をたくさん立ち上げ、
多角化するのはし難しいように思います。
本日ご紹介する本は、
中小企業こそ多角化経営をめざすべき
と主張する1冊。
ポイントは
「人材の成長」
同じ仕事ばかりしていては、人は成長しない。
多角化にトライすれば当然、失敗の機会は多くなりますが、
それが、将来の成功や、人材の育成につながります。
「人材育成」
人材教育に力を入れる前に、新規事業を立ち上げます。
そして社員に事業責任者を任せてしまう。
先に新規事業を立ち上げれば、自然と人が育っていきます。
人を育てたければ、権限移譲し、
どんどん失敗を経験させなければなりません。
「バランス」
トップダウン型に偏ったリーダーシップは、
指示待ち人間をつくります。
一方、多角化して事業が増えると、
トップダウンによるマネジメントだけでは、
キャパシティがオーバーします。
トップダウンとボトムアップのバランスが重要。
ぜひ、読んでみてください。
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◆目次◆
1 今こそ「多角化経営」を始めよう
2 事例でみる「新規事業」のつくり方
3 多角化を成功させる「経営のしくみ」
4 多角化の「人材戦略」
5 グループを結ぶ「連邦化」
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