【感想・ネタバレ】禅と食 「生きる」を整えるのレビュー

あらすじ

禅的シンプル食生活のすすめ。

食事をつくること、食べること――
一回一回の食事を丁寧に大切にすることは、
一瞬一瞬の人生を心をつくして生きることに通じます。
禅的シンプル生活のはじめの一歩は「食事」から。

料理をつくる心構え、食事をする心と所作、シンプルな食習慣とは…
数々のベストセラーを輩出する枡野俊明氏の食に対する教えが一冊に。
簡素で清々しく、美しい生き方を提案します。
精進料理のレシピつきで、まさに今日から禅的食生活を実践できます。

【本書のエッセンス】
○食材に対する心のありようは人間関係にもあらわれる
○湯豆腐でもごちそうになり得る理由
○気持ちをこめて「いただきます」
○野菜の切れ端にも仏様の命が宿る
○どんな食材も100人の手を経ていまそこにある
○実は難しい、ただひたすらにお茶を入れること

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Posted by ブクログ

すごい。おいしかったかよりもお口に合いましたか。ともかく修行。その先は?と思わせるから、これはやっぱり宗教の行。

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

禅の食事作法=典座教訓と赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)
食事は修行そのもの。
典座和尚=食事を扱う禅師

一日作さざれば一日喰らわず=作務をやらなければ食べない。働かざるもの食うべからず。やることをやらなければ食べない。

日々是好日=毎日が良い日、というのではなく、毎日がかけがえのない体験の日、という意味。

楽しいから調理をする、のではなく調理をすることを楽しむ。

現在、過去、未来の3旬を食べる。
現在を7割、過去と未来を合わせて3割。
旬を楽しむ、去りゆくものを惜しむ、これからの旬を楽しみにする。

よく噛み、箸は一口づつおく。
和食は、器を持って食べるもの。そのためには一口づつ箸を置くことになる。口で迎えに行かない。手で受けない。

渡し箸は禅ではOK(箸置きがないため)。
箸は袋におさめて返す。
手盆は美しくない。小皿、小鉢を口に持っていく。

レストランで横柄な態度をとらない=その人のうちにある仏様をないがしろにしている

お酒は飲める量の7分か8分にしておく。
酒が悪いのではない、飲み方が未熟なのだ。

寝る前2時間は食べるものを口にしない。

洗い物はその日のうちに。

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2016年08月30日

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