【感想・ネタバレ】文豪アクト ２巻のレビュー

真崎福太郎

情熱が加速する高校演劇ストーリー!!空中分解してしまった豊臣高校演劇部。素人で老け顔の八熊太平と天才女優・鶴舞翔子を中心に、元演劇部のメンバーが集結する!!『鶴の恩返し』という演目が決まり、上演に向けて力を合わせていくが、肝心のシナリオ担当太平が方向性を見失ってしまう。苦悩し心が折れかける太平だったが、そこに現れたのは!?果たしてライバルの立田佐織たちとの因縁は解決するのか!?そして、太平初の公演は成功なるか!?

[ブクログ · ★★★★☆]

主人公たちの非公認演劇部の、懸命な「鶴女房」上演へ向けての奮闘。
圧倒的な実力を持つ人間だけ、「役者」だけで作品は作られているのではない。
みんなで一つの作品を育てていく姿に心惹かれます。
せっかく明かされた設定や今巻での展開が、先へ続くことなく完結するのは残念。
文豪くんたちのこれからの成長を、もっと見ていたかったなぁ（＾＾）。