あらすじ
自尊心とは単なるプライドのことではなく、自分の人格や能力に幸せを感じることであり、「自分の価値」を認める気持ちのことです。著者は自尊心が人生の質を大きく左右すると主張しています。
自尊心をもつということは、自分を向上させる力を心の中にもっているということです。自分の人生に満足できていない人は、人生を改善する必要がある、と著者はいいます。自分を向上させることで、人間関係や経済力、健康などの大切な側面も改善されることに私たちは気づくのです。(「訳者あとがき」より)
本書には、人生を変える強力で実用的なアイデアが満載されている。だから、たんに読むだけではなく、それにもとづいて行動を起こし、実際に何かを経験してほしい。
健全な自尊心を持とう。「自分は成功するに値する人間だ」という信念を持とう。そうすれば、自分の成功を素直に受け入れて充実した人生を送れるようになる。(「はじめに」より)
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Posted by ブクログ
2017年15冊目です。
自尊心を大切にして生きていこうとする人を支援しようとする内容です。
ちょっと前だけど、「ありのままで、、」という感覚ですが、
今のあなたのままでいいよ!と言ってるわけではないと思います。
今のあなたの考え方を変えましょう。そしてあなたの行動も変えてみることで、
自己肯定感を高めて生きようと提案しています。
全部で100のヒントとその説明が見開き2ページずつ書いてあります。
自分の気になる言葉のあるページだけを拾い読んでいけば十分だと思います。
書かれているすべての考え方と行動ができるはずはないですからね。
気に入ったヒント
「自分を変えて世界を変える」
まず自分が変わらなければ、周りを変えれない。
インド独立の父マハトマ・ガンジーは、「世界に変革を求めるなら、まず自分を変えよ」と説いた。人々が利己心を抑えることを願うのなら、まず自分が利己心を朝得なければならない。もし人々に何らかの美徳を望むのなら、自分も常にその美徳を実践しているだろうか?
地球上の人々がこうあって欲しい思う変化があるなら、まず自分がその変化を起こそう。人々が模範を示すことを期待するより、自ら進んで人々に模範を示そう。もしあなたの言動が称賛に価するものなら、人々はあなたを見習って称賛に価する言動を心がけるだろう。
自分が望む変化が起こらないのは、自分が変わらないからということです。
この考え方は、色んな形の言葉で表現されている気がしますが、
すべては自分次第ということですね。