【感想・ネタバレ】久石譲 音楽する日乗のレビュー

あらすじ

久石譲が綴った「文字になった音楽」。

宮崎駿監督や北野武監督の映画音楽の作曲家として知られる久石譲氏は、コンサートのチケットは発売と同時に完売、作曲した曲は中国、台湾などのアジアをはじめ、ヨーロッパなどでも演奏される名実ともに日本を代表する音楽家です。
その久石氏が、クラシック音楽を中心に、音作りや演奏活動から発想の源や思索の原点などについて執筆。特に近年、力を入れているクラシック音楽の作曲と指揮については、その難しさを含め、楽しさ、醍醐味、指揮してわかることなど幅広いエピソードが綴られています。また、氏の原点ともいえる現代音楽を、「現代の音楽」としてあらたに作曲し、演奏、伝え、拡げていくための、格闘にも似た営為を、日常の何気ない思いもはさみながら描写しています。
作曲家であり指揮者、そしてピアノ奏者で、エンターテインメントを知り抜いた久石氏だから創り出せるクラシック音楽、そして「現代の音楽」。その新鮮かつ素晴らしい体験を、コンサート会場と本書で味わってください。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

オーケストラの指揮を考えるとき、大事だと思うのは、演奏回数とレパートリー。若い時期から経験を積んで、1つの曲を何十回と振り、レパートリーも3 00曲、400曲と広げていってこそ、クラシック音楽の深みがめいてくるような気がする 21世紀は大同団結ではなく、違いを主張する時代だ

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2017年06月07日

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