あらすじ
「いつが最後だ、アメリカが何かに勝利したのは?」――そう掲げて、全米屈指の不動産王から、大統領選挙の“台風の目”に躍り出たドナルド・トランプ。これまではビジネスのために強欲だったが、今後は母国のために強欲になり、アメリカに“偉大な復活”を遂げさせるという彼の目論見に、現状を変えたい多くの人の熱狂的支持が集まっている。本書は、アメリカン・ドリームを体現してなお、新しい自分を開拓するべく、飽くなき“勝利への挑戦”を続ける男の本質に迫った名語録。「情熱は頭脳や才能よりも重要だ」「手に入れるのが難しいものほど、人は欲しがるのだ」「どう思うか10語以内で答えてくれ」「第一級品を手に入れろ」「やってみればわかる!」など、その独自の“成功思考”を解き明かしていく。優れた経営者である彼が、なぜ“政治的暴言”を吐きまくるのか? ――世界を揺るがす“トランプ旋風”の真実がここにある!
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Posted by ブクログ
大統領のイメージが強いが、ドナルドトランプは不動産王で、その仕事ぶりは熱意で溢れている。常に高みを目指す姿勢は真似したい。
高みを目指すものは達成に甘んじない。達成が始まりとなる。
他人との競争は自分の基準をさげてしまいかねない。
競争に明け暮れていると、ライバルの製品やサービスよりもちょっと良いものを作れば満足するようになってしまいがち。自分自身との真剣勝負を回避し、自分や安売りすることにつながりやすい。
簡単すぎる仕事は大抵の場合やる価値がない。
誰にでもできるような簡単な仕事で金持ちになるのは無理である。そこには大勢の人が参入している。大金を得られるわけがない。ポジティブな姿勢から力が湧いてくる。
やればわかる。やらなければわからない。挑戦してこそ、そこに自分の才能があったかどうかがわかる。
自分がしていることに関しては、1から10まで知り尽くさなければならない。本当の力はそこから生まれる。
知識がなければ、相手は自分に都合よく進める。
知識と経験が必要。知恵が身に付くのは知恵が育つ下地ができてこそ。自分の代わりに誰かが学んでくれるわけではない。無知は自己責任である。無知は個性などではない。
言葉を濁す事は、自分の考えや行動に迷いがあることを露呈することだ。
多くの人々が弱点を抱えながら成功を収めている。ネガティブ思考に陥ってはいけない。弱点に囚われるな。過去の失敗は無視して良いし、人の期待に応える必要もない。前に進むものだけが到達できるのだ。
ミスは誰もが犯す。厳格に罰したり嘲笑の的にしてしまうと、多くの人はミスを恐れ、無難な目標を設定するようになる。みんなが石橋を叩いて渡るようになれば、創意工夫や挑戦が失われる。失敗からは教訓を学ぶべきであり、失敗自体は忘れたり許したりすることが必要だ。
情熱は頭脳や才能よりも重要だ。心がないアイディアははかなく消える。アイディアとはそれ自体ではよわよわしく曖昧なものである。アイディアが消えてしまう前に情熱と言う重しで引き締めなければならない。情熱は頭脳や才能よりも重要だ。
Posted by ブクログ
炎上型政治をすすめるトランプ。
なぜ、あれほどまでに 攻撃的なのか?
知りたくて、まずは 定評のある桑原晃弥のトランプ本を
読んでみた。
確かに、時期を見て 交渉力のある
ポジティブ思考の トランプの姿が浮かび上がった。
トランプは ビジネスマンであることを理解した。
つまり、ビジネスマンのママ 大統領になってしまった
ということなのだ ということが、よくわかった。
言葉のリバレッジを熟知して、
自分を売り込むことに長けている。
会社の経営と国の運営はかなり違うが、それが、
サケもギャンブルもしないシゴト好きの
トランプがどう戦うのか なにか 期待してしまった。
スロットマシンをするよりも
スロットマシンを所有する方がいい。
という トランプの言葉が 妙に 突き刺さった。
時代を見る目、潮流と潮目を見る目、など
失敗をしてもとりもどすガッツなど、優れたところが
あることを発見して ある意味では 驚いた。