あらすじ
「少年少女きぼう新聞」に掲載された池田名誉会長の「希望の大空へ――わが愛する王子王女に贈る」(2012年5月~2014年3月号)を収録。名誉会長が少年時代の体験などを通し、目の前の少年少女部員一人一人に語りかけるように綴る。
名誉会長は、かつて若き友のためにペンを握る真情を、こう語っている。
「人間の一生を決める子ども時代。世界中のすべての子どもに『幸福』になってもらいたい。すべての子どもの輝く笑顔が見たい。すべての子どもの心の大地に、恵みの雨のごとく、滋養を降らせたい」
希望の時代を開く友にとって、かけがえのない指針となろう。
【もくじ】
01 いっしょに進もう
02 朝を元気に
03 歌を歌おう!
04 挑戦の夏に
05 大きな心 大きな笑顔で!
06 読書は楽しい
07 良き出会いを結ぼう!
08 時間は宝
09 あいさつは希望のひびき
10 「自分がやる!」という人に
11 富士のように堂々と!
12 ししの子は負けない
13 平和の三色旗とともに
14 みんなの舞台は「世界」!
15 書けば未来がかがやき出す
16 小さな疑問が大きな力に
17 生命の宝を受けつごう
18 かがやけ! 希望の一番星
19 幸福と勝利の大城を
20 アジアの「平和の太陽」に!
21 新しい朝を、新しい自分を
22 夢のつばさを広げよう!
23 友情の花咲く大樹に
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Posted by ブクログ
電子版で読んでて、ほんのちょっとした時間に読むものとして読み始めたが、面白くてあっという間に読めてしまった。
2011年〜2013年の連載が書籍になったもので、何年経っても「今の子どもたちに伝えたいな」と感じた。
特に責任感が、「後片付けをすることから始まる」と言われていたのは、新鮮な発見だった。整理整頓は必ず頭が良くなると。
また、文章を書くには「まず手を動かすこと」と書かれてあり、その周辺のノウハウを、早速教育現場で実践してみた。
改めて未来部に向けた文章は、「努力」が多いように感じた。やっぱり前向きな文章だから、「自分も頑張ろう!」「未来部の会合でこう伝えよう!」という気持ちになる。
世界一になった人は努力の大切さを説き、世界一になれなかった人は、努力しても世界一になれない限界や現実を説く。
自分は世界一になってないので、正確なことは言えないが、もし世界一の存在になっていたら、後世に何を伝え残すのだろう。
「自分自身がより良く変わっていくためには、心を変えることが大事」との記載もあった。
心が変われば行動が変わり周りの環境も変わる。