あらすじ
わたしを“無能な妻”と罵倒した夫に、また抱かれる夜が来るなんて……。
新婚当時、シャーロットは良い妻にはなれなかった。大富豪の夫ラウルに甘やかされ、自分を見失ってしまったのだ。結局、夫婦関係は壊れて別居となり、もう2年がたつ。いまシャーロットは障害児の施設で身を粉にして働き、以前とは別人のように、地に足のついた生活を送っていた。もう昔の私に戻るつもりはない。でも、夫に会わなければ……。実は施設は困窮していて、すぐにも金銭的援助が必要なのだ。恥を忍んで金の無心に来た妻に、容赦ないラウルの言葉が飛んだ。「資金は出す。だが4カ月間、昼も夜も完璧な妻として尽くすんだ」
■期待の新人ミシェル・スマートが描く、スペイン富豪の夫とその妻の、波瀾に満ちた愛の再生の物語です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
旦那のお金を使って事業を起こしては失敗続き…のくせに、子供に尊敬される母親になりたいから子供はまだいらんって、じゃあ一生子供なんて持てないね。ましてや別居する際、旦那が送ってやったお金は自分の家族に使いまくりって、いくら家族に愛されたかったからって、まさしく寄生虫…はひどすぎ⁉️
離婚手続きを進めているのに、旦那にセンターを買うために保証人になってくれだの(最終的に買わせて、自分の名義じゃないと文句言ってるし)今まで読んできた中でサイテー女ののベスト5に入るね。
お金を出してもらうのが福祉関係で障害時のためになるからって、それではヒロイン正しいとはならんのよ。
旦那がなんとも哀れだった。最終的に自分が悪いと思い込むあたり、アホかとも思ったが愛してる方がより弱くなってしまうのね。
別れた方がいいよ、金目当ての女とは。
星二つにしたいが、旦那に同情して+星一つ。
Posted by ブクログ
いまどきの普通のR、お互いあと一言が足りない系
ただのロマンスじゃなくて、意味のあるいい話にしようとしてるんだろうけど、ヒロインが「無能な頑張り屋」なうえに依怙地。そうなった背景には同情するけど、もうちょっと天然で抜けてるヒロインの方が好きな私は、融通の利かなさ(だから無能なわけだけど)にイラついてしまう。リン・ヒロインぐらいでいいんだよね~
今作はヒロインのキャラ設定が合わなかったけど(超苦手なスーザン・スティーブンス的な臭いを感じてしまって…)、この作家さんの次もチェックしてみようとは思う。
ミシェルといえばリードさんだったのに、最近お見かけしなくて寂しいわ…