あらすじ
■「ひさびさに読み返してみたら、自分でも泣いてしまいました」――古屋兎丸■
壮大な世界観で紡がれるファンタジーの名作が全1冊に。
最後の一章まで読み終えたとき、崇高な愛の物語が立ち上がる――。
空に浮かぶ大きな女神マリィに守られた“ピリトの地”。
工房のまちギルに住む少女ピピは、この地に満ちる音楽をただひとり聞くことができる少年カイに、一途な思いを寄せている。
『ライチ☆光クラブ』『インノサン少年十字軍』『帝一の國』など数々の傑作を生み出してきた古屋兎丸の原点となる作品がついに復刊!
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ラストですっきり
高い本なので賭けでしたが、読後感は良かったです(個人の感想です。笑)
なんと、この本(特装版?)を出版する15年も前に描かれた作品だそうです。
世界観を把握するのにそれほど時間はかからないと思います。
他の方のレビューにもありますが、ラスト数ページで一部を根底から覆されるというか……だから写ってなかったのか!と合点がいきました。
解りにくいように逆さまに描いたのでしょうが、大抵の人は何かが足りない違和感を持ったでしょうね。
私もそれで、わざわざスマホひっくり返しました(笑)。あ、やっぱりない!って。
個人的にマリィの見た目が怖かったです。あからさまな人形っぽさが。凄く巨大だし、あんなのが空を飛んでたらホラーだよ。
最後の方でカイと会話してる時のは生身っぽくて可愛かったんですけどね。