【感想・ネタバレ】ヤマケイ山学選書 フリークライミングのススメのレビュー

あらすじ

まったくの入門者に向けた「フリークライミング」のハウツー本。
ボルダリング入門者にもオススメの1冊。

1 フリークライミングとはどういうものかが、手軽に分かります。
2 実際にクライミングをやらない人が読んでも、おもしろい内容です。
3 読み物としても楽しめる用語解説もあります。
4 8の字結びなど最低限の技術も充実しています。
5 わかり易く見やすいイラストも楽しめます。

フリークライミングの草創期からこの世界を見守り続けてきた北山真さんが、前著をベースに加筆・修正、リメイクしたクライミングの入門ブックです。

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Posted by ブクログ

山と渓谷社が発行しているヤマケイ山学選書というシリーズのうちの一冊です。
このシリーズは何冊か持っていますが、
コンパクトで分かりやすくて重宝しています。

【目次】(「BOOK」データベースより)
1 フリークライミングとは?
2 フリークライミングの基礎知識
3 いろいろなムーブを楽しもう
4 リード&ビレイの実際
5 クライミングギアを使いこなそう
6 うまくなるにはトレーニング
7 クライミングをより楽しむために

この本は「クライミングのノウハウ本」や「ボルダリングの入門書」などではなく、
フリークライミングを楽しむためにはどうすれば良いかということを中心に、
フリークライミングの魅力が存分に書かれている一冊です。

また、フリークライミングギアの紹介やジムの紹介、
いろいろなムーブの紹介やトレーニング方法など、
フリークライミングやボルダリングを楽しむための情報が詰まっています。

ただし、「ボルダリング入門」といったようなノウハウ本では無い分、
すでに本格的に始めている方や始めたばかりの方で上達法を知りたい方には、
「登り方のコツやムーブが少ないのはちょっと不満」と思えるかもしれません。

この本は「上達法」が書いてある本ではなく、
「上達するためのヒント」や「フリークライミングの基礎知識」などが書かれていて、
さらに、読んだ人のクライミングに対するモチベーションを上げてくれる一冊だと思います。

そういう意味では私のようにボルダリングを始めて1年経って、
上達カーブが少し緩やかになったボルダリング初心者にとっては、
「良し!頑張ってみるか!」と思える指南本だと言えるかもしれません。

上達のコツは他のノウハウ本にお任せして、
フリークライミングの魅力をさらに知るために読む一冊だと思います。
もちろんトレーニング方法などのためになる情報も詰まっていますよ。

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2012年11月10日

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