【感想・ネタバレ】隣の嵐くんのレビュー

あらすじ

現代思想から「5人」を考察すると、どんな「嵐」の姿が見えてくるのか?
巷間にあふれる「嵐」絶賛本とは「深み」と「厚み」が大きく違う! フランス現代思想が専門の著者が、日本を包む「嵐」現象を、 そして、5人のメンバーの魅力を深層から抉りだす渾身の一冊!
フロイト、フーコー、デリダ、哲学、心理学、言語学…“現代の知”を総動員して、嵐人気を解析。ラカンの「四つのディスクール」を 元に5人のメンバーの関係性を解き明かす試みも。さらに、嵐の 転回点となった2008年リリースの楽曲「truth」のPVを分析。 著者が提唱する美男論の観点から、「嵐」現象の真実に迫る!

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Posted by ブクログ

「嵐」がなぜ国民的アイドルグループになったのか、同じ国民的アイドルのSMAPとはどう違うのかを現代思想の枠組みを使って考察した本。
著者は明治大学の講師でその講座は立ち見が出るほどの人気らしい。
そんな人気講師の噂にたがわず、本書も「嵐」について著者の専門である現代思想の知識を使いながらもわかりやすく解説している。いわゆるアイドルの暴露本ではないので、それを期待するのであれば本書は的外れ。他を当たってください。一方、アイドルの存在について深く考えてみたい人には本書はうってつけである。

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2016年10月11日

Posted by ブクログ

嵐うんぬんではなく、推しをどうとらえるかって話。

筆者の視点を理解しようとすることで、読者自身の視点を自覚し、視点の多様性に思いを馳せること。
そして自分と違った見方を楽しむ余裕を持ち、見方がさらに磨かれること。

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2023年01月01日

Posted by ブクログ

社会学部卒の端くれとしての好奇心と嵐が好き、さらにこういう本は「今」読まないといけないと感じて。。。同じジャニーズのSMAP、AKBやK-POPとの比較、各個人の役割や立ち位置、グループとしての魅力やターニングポイントを分析しているもの。研究=著者の好奇心=個人の好み・嗜好(恋愛感情、同性愛も含め)、だと思ってるのでいいんだけど、あまりに著者の「美男」好き好き♡な部分が多くて最後の方は正直ちょっとウンザリしてしまった。前半の冷静さを保って欲しかった。。。あと5年10年して読み返したら面白いんだろうなぁ。

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2016年01月25日

Posted by ブクログ

全体的に嵐についていろいろ書いたというつれづれ感が強いので、何故嵐はこんなに人気あるのか知りたい、みたいなはっきりした目的意識がないと読むのは厳しい。嵐好きなのでこの本買っちゃいました(*^-^*)vみたいな人にはキツいかも。

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2014年08月04日

Posted by ブクログ

美男論を 嵐で語るのは、分かり易い。それは、私自身が 嵐シック=嵐病 であるからだが。
筆者は、本当に良く嵐を「診て」下さっていると、頭がさがる。メンバーそれぞれの分析は、未だ未だ浅いと感じるところ。しかし、それはそれでとても楽しめた。最後のFTの新譜については、残念。ここはやはり…。というかLotus 一本でよかったような。「嵐病」の特効薬は「嵐」でしかなく、この一冊はデイリーなサプリメントといった位置。

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2014年07月26日

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