【感想・ネタバレ】犯罪調書のレビュー

あらすじ

犯罪はその時代の意匠である。新聞の結婚案内欄を利用した連続殺人事件。イギリスの大国主義が生みだした「ピルトダウン人偽造事件」。農商務省の官吏がおこした本邦初のバラバラ殺人事件など、世界を騒然とさせた古今東西の犯罪を収集、軽妙な筆で事件の謎と人間のドラマをさぐった犯罪調書。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

過去に話題となった犯罪者を筆者独特のユーモアとセンスで切り取った短編集。巻末の解説にある人間(犯罪者)のコレクションというというより、事件のコレクションだ。
何か事件が起こると、それを題材に小説が発表されるが、事実を題材にしてはいても所詮フィクション。本書のように事実関係だけ(多少手は加えているようだが)でもこれだけ面白い読み物になる。

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2015年01月17日

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