あらすじ
子どもが本来持っている柔軟で豊かな感性と表現力を最大限に伸ばす。著者が主宰するアートスクールで実践している取組みや画家として体験してきたことをもとに50のアシスト術を紹介。「好みの色しか使わないときは?」などのよくある悩みや疑問にも答える。
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Posted by ブクログ
今、私が授業や教科書で勉強していることを、城戸真亜子さんは自然と身につけてらっしゃるように感じる。いわく、「先生も子どもと楽しさを共有する」、「子どもたちが表現の手がかりに出来る材料を集める」、「遊びでいい!遊びがいい!」
「思い描いている心のなかの完成予想図をベースに、そのつど目に映った素材から刺激をキャッチし、新たなイマジネーションが追加されます。組み立て作業のときには、実際にやってみたら、うまくいかない場合も出てきます。でも、手を動かしながら知恵をしぼり、柔軟なアイディアが追加され、問題を解決していくのです。こうして、初めの完成予想図からスペシャルバージョンアップされたオブジェが、実際の作品となって現れます。」ここ好き。図画工作の学習指導要領をステキに表現するとこうなるんだなって。
非認知スキル文脈で教育の本のようにくくってるけど、本当はシンプルにアートのステキさを訴えたいんだと思う。
ちなみに材料はすごく大事らしい、レッジョ・エミリア関連の本を読むとそう書いてある。