あらすじ
情報技術の最先端シリコンバレー、世界最高峰のMBAスクールINSEAD、世界的な戦略系コンサルATカーニー。世界の最前線で、人や企業を動かす超一流は何をしているのか。その答えは、「Bullet Points(ビュレットポイント)」と呼ばれる“箇条書き”によるコミュニケーションだった!
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Posted by ブクログ
社会人10年目ですがこれちゃんとできてないなぁと再認識できた良書
* 体言止めは時制がわからないので控える
* ガバニング(伝えたいことは3つです)
* HOWがない当たり前の抽象言葉はいらない
* 改善する、見直す、推進する、最適化する、徹底する、強化する
* しないことを明示しないと多義的に解釈され無視される
* 形容詞は数字に置き換える
Posted by ブクログ
P28
羅列の他に3つの技術要素
1.「構造化」2.「物語化」3.「メッセージ化」
P68
メールには「宣言」が有効
P74
構造化
⇨「自動詞と多動詞を使い分ける」「直列と並列で考える」「ガバニング」
P84
物語化のコツ3選
1.「イントロづくり」
相手が期待していることを1番に持ってくる
2.「MECE崩しで考える」
ミーシー(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive:漏れなくダブりなく)
3.「固有名詞を使う」
自分ごとと認識してもらう、話が生々しくなる
相手を主人公にする
P133
メッセージ化のコツ3選
1.「隠れ重言を排除する」
NG表現
「〜を改善する」、「〜を見直す」
「〜を推進する」、「〜を最適化する」
「〜のバランスをとる」、「〜を徹底する」
「〜を強化する」、「〜を実行する」
2.「否定を使う」
何をしないかを明示して強調する
ex:長時間労働に走るのではなく、生産性をあげる
3.「数字を使う」
形容詞や副詞を数字に
ex:数多くの⇨3年間で5倍の
※参考P160
Posted by ブクログ
内容が理解しやすく、さくさく容易に読むことができる本だった。
仕事上自分の書くメッセージが感覚的だったことを痛感できたし、この書籍に書かれている内容を共通概念として働くことで動力とコミュニケーションを取りやすくなると感じた。
最後に本書籍のポイントは下記の3つである。
・構造化
・物語化
・メッセージ化
構造化では隠れ重言の排除や、体言止めは思考停止ということ。物語化ではイントロ、固有名詞を入れること。メッセージ化では隠れ重言の削除、否定等でスタンスを取ることを学んだ。
Posted by ブクログ
ベタ書き(情報処理は相手任せ)
箇条書き(情報処理負担を減らす)
相手にとって悩ましいことなどを率直に意見し過ぎるのは、日本では成果につながらない(意見と人格が同一視されがちだから)
意見の衝突や否定が続くと、日本では自らを否定されたように感じ相手を遠ざける。
情報過多の時代だから、情報を選別し、少なくすることの価値が増えている
普通の箇条書きと超箇条書きは異なる
超箇条書き
→構造化、物語化、メッセージ化を含む
・構造化(グルーピング)
→レベル感を整える
①「状態•現象」と「行為」を分ける
→自動詞と他動詞を使い分ける
②体言止めは曖昧になるため気をつける
「コストの低下」
=コストが下がった(過去)
=コストが下がっている(現在)
=コストが下がる(未来)
=コストを下げた(過去)
=コストを下げている(現在)
=コストを下げる(未来)
③直列型か並列型か(時間の流れがあるかないか)
直列
A→B
並列
•A
•B
④ガバニング(統制)(頭出し)する
=「ポイントは3つ」
・物語化
フックを作る。聞き手とコンテキストを考え抜く
①イントロづくり
相手が期待していることにまずこたえる
②MECE崩し
伝える必要があるものだけ伝える
③固有名詞で具体的にイメージさせる
聞き手を主人公にする
・メッセージ化
①隠れ重言を排除する
当たり前のこと、意味のないことは言わない
「〜を改善する」どのように改善するのか
「〜を見直す」どのようにして見直すのか
「〜を推進する」具体的に何をするのか
②否定で退路を断つ
立ち位置を明確にするために否定を使う
「長時間労働に走るのではなく、生産性を上げる」「無難な道を選ぶのではなく、衝突をいとわない」
ソフトな否定「AよりもB」利益よりも売上
「AからBになる」ボリュームからバリューへ
③数字を使う
形容詞や副詞は避ける
Posted by ブクログ
・固有名詞による物語化→生々しくなり、また聞き手を引き付ける
・MECE崩しによる物語化→全部並列なら集中もたない、また、前提によっては割愛する。相対MECEにする
・隠れ重言=改善する、推進する、強化する、見直す。。。→何を、どう、と具体化しないと当たり前の話だらけにせず、メッセージ化
・否定=せず、よりは、から、など。でスタンスを取る
・数字を使う。程度を伝えメッセージにする
・状態と行動区分けし構造化=自動詞と他動を使い分ける。体言止めはご法度
・ほか、時間経過があるならそれも構造化し構造に語らせる、ガバニング
・超箇条書きは相手を動かすもの。結論ファーストが全てではない
Posted by ブクログ
思考、伝える力のレベルがわかる箇条書き
〇超・箇条書きの3つの技術
①構造化でレベル感を整え、全体像を一瞬で理解できるようにする
・自動詞と他動詞を使い分ける
・直列と並列で考える
・ガバニング
②物語化でフックをつくり、関心をもって最後まで読み切れるようにする
・イントロづくり
・MECE崩しをする
・固有名詞を使う
③メッセージ化でスタンスをとり、心に響かせ、行動を起こさせるようにする
・隠れ重言を排除する
・否定を入れる
・数字を使う
内容を紹介された技術をもとにまとめるとこんな感じでした。
日常でも使える技術にしていきたい。