あらすじ
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“理解できない! だから、おもしろい。”
そこらへんを鶴が舞い、シカと車がしょっちゅう事故る、最果ての地・北海道。
死ぬほどうるさいバスの中、おばちゃんがアメを仕込む、コッテコテの地・関西。
凸凹漫画家夫妻がお互いの“あたりまえ”にとまどい、悶える、異色の県民性コミックエッセイ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
コミックエッセイというよりコミックかなと。基本コミックは登録しないけれども内容的にエッセイ要素もあるし、あるあるだけど面白かったので登録。結構古いです。(発刊は9年前?)
北のダンナは北海道出身。西のヨメは神奈川出身。(注:神奈川ではなく神戸です。コメントにてご指摘いただきまして訂正いたします)どこの地域の人が読んでもそういう地域性や面白い齟齬(?)は感じられると思いますがきっと北海道と神奈川の人には身に沁みすぎてより面白く感じられるんではと推察。
個人的にツボだったのは釧路の回転寿司のクオリティに驚くヨメの話とイクラをザバザバご飯にかけてヨメに怒られるダンナの話(どっちも海鮮ネタだ⋯)確かに道民イクラ食べる時はそんなスプーンで「ちまっ」みたいな量で食べないなと。
イクラは丼なら面が真っ赤になるくらい、軍艦ならこぼれ落ちんばかりでないと食べたーって満足感にならないかも⋯
本州の方々はイクラ、飾りのように何かのトッピングにしたりサラッと少量をよく味わって食べてるなと。
イクラって大事に食べるものだったのか⋯と思うところが自分もつくづく道産子。
アクセント問題も確かにそうだなと納得する関西と北の違い。
読んでわかるアクセントの違いの表現の仕方が上手いなと思いました。ヨメのお母さんにキャラもじわっと面白い。
こういう地域柄の違いを描いたコミックエッセイを昔にも読んだことがありますが発見や驚きがあって面白いですね。その土地へ遊びに行って答え合わせしたくなります。