あらすじ
「あなたのために」――母はどうしてこうした“呪文”をくり返すのか?
母親と娘の関係は、同性であるだけによけい難しくなる。娘を自分と一体化してしまい、「娘のために」よかれと思って自分の考えや夢を押しつけてしまう母。母親に見捨てられたくないという幼児期の不安をいつまでも引きずり、母の言動にとらわれつづけてしまう娘。
本書では母が娘に与えてきた数々の言葉=「呪文」を交えながら、それらが娘をどのようにしばってしまうかを読み解くとともに、そこから自由になり「私らしく」生きる方法を示す。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
カウンセリングのお仕事をしています。
勉強のために購入しました。
悩んでいる人よりも、カウンセラーの方に参考になる本かなと思いました。
どんなケースがあるか?
しんどくなる人が、どのようなロジックでしんどくなっているのか?
理解しやすい内容です。
把握できるとヒーリングがしやすいので大変役に立っています。
読みやすく、何度でもパラパラと読んで、イメージで入れていっています。
ありがとうございます。
Posted by ブクログ
見事当てはまる!ってわけではないけれど自分の問題をほぐしてバラしていくと当てはまるものがチラホラ
同性+血の繋がりがあるってだけで複雑に絡んでしまうって厄介
長女は長女で、次女は次女で、末っ子は末っ子でそれぞれ持つ問題とか興味深い
Posted by ブクログ
長女あるあるが立て続けにでてきて、それに当てはまりすぎて、途中で泣いてしまった。
私も呪縛から逃れられていない1人だと思う。最後の1章のためだけに買ったが、実際にあったケースなどわかりやすい記述が多く、タメになったと思う。
Posted by ブクログ
母は立ち振る舞いが難しいな…
母子分離の大切さ。ほどほどの母親であること。
小学生から中学生(思春期)にあがると、今まで母親の言っていたようにやればよかったが、違う世界が見えてくる。友達と小さな衝突があるが、イジメ抜かれないためには、子どものありのままの姿が受け止められ、そのままで問題ないと承認されること。