【感想・ネタバレ】見抜く力 夢を叶えるコーチングのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

世界の北島康介選手がじつは、中学時点で才能を見過ごされるところだったとは。才能を引っ張り出すのは情熱だという主張にとても共感しました。わが子の教育にも役立ちます。

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2011年03月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
「見抜くのは才能ではなく、たったひとつ人間性である」と著者は言う。
純粋だが、平泳ぎには不向きな身体の硬さをもつ北島康介。
勤勉だが、精神的に弱く本番で力を発揮できない中村礼子。
この二人の性格や性質を見抜き、異なるアプローチでオリンピック・メダリストへと導いた。
成功への指導法はひとつではない。
指導者が自分の経験へのこだわりと、選手への嫉妬と先入観を捨てれば、自ずとそれぞれに適した指導法が見えてくる。
誰でも人は伸びる。
すべて指導者次第なのだ。

[ 目次 ]
第1章 五輪の栄光
第2章 選手から指導者の道へ
第3章 見抜く力
第4章 人を育てる
第5章 水を究める
第6章 夢を叶える

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年06月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「イルカと人間が50mで競争したら、どちらが勝つか?ただしイルカはコース通りまっすぐ泳ぐものとする。」という質問を日本代表の水泳選手にメンタルトレーナーが聞いた。ほとんどの選手はイルカが勝つ方に手を挙げた。そこでトレーナーがどうしてイルカが勝つのか?と聞くと、「イルカは常に泳いでいるから」と言う。「では、金魚に負けるのか?」また、ある選手は「イルカの方が体が大きいから」と言う。「では、象に負けるのか?」イルカが勝つという絶対的な理由は見つからなかった。

たった一人「人間が勝つ」と言った選手が言った。「どうしてか?」と聞くと、「自分も一瞬、イルカが勝つと思ったが、イルカが勝つ理由を考えたら、どれも完全ではなかった。僕は負けず嫌いだから、人間が勝つと思いたい。人間が勝つと思うから、勝つためにはどうすれば良いか?を必死に考える。人間が負けると思ったら、そこで終わってしまう。人間は、イルカと違い、ものを開発する力がある。だから僕はあらゆる手を尽くして、イルカに勝つ!」そう語ったのが北島康介であった。

先日、メンタルトレーニングの講演で聞いた話だ。

この本では、体が硬く、小さいため、あまり期待されていなかった北島康介の「精神力」の強さを見抜き、オリンピックで金メダルを獲るまでの選手に育てたことが書かれている。

ポイントは、
心技体のバランスが大切であること。
感じたことを言葉にする。泳いでどんな感じだったかを口にできないと良いコーチングを受けることはできない。まず、感じたことを言葉にすることが大事。

最後に、水泳も海外からいいものを積極的に取り入れようということで、正岡子規の「それでええぞな」の言葉が出てくる。「英国の軍艦をかい、ドイツの大砲を買おうとも、その運用が日本人の手で行われ、その運用によって勝てば、その勝利は全部日本人のものじゃ」と言うのである。

水泳に限らず、日本にこだわりすぎないことが大事。

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2017年04月15日

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