【感想・ネタバレ】検察の罠のレビュー

あらすじ

小沢一郎の政治的抹殺を謀った真犯人は誰か? 西松建設事件、陸山会事件の真実とは? 小沢一郎 特別対談付き。衝撃の手記、刊行!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 小沢一郎が、森ゆうこが、民主党が、国民の生活が第一が好きとか嫌いで物事を判断しているといずれ自らに降りかかることになるかもしれない裏の出来事が書かれている。

 一蹴することで何もなかったことにできるのならそれはそれでよしだろうが、今この世の中はそんなに単純に物事が進んでいるわけではない。

 政治、経済、教育、外交、とあらゆるものが密接に絡んできているなか自分はいったい何を信じて何に共感して生きていかなければならないのか一人一人が常に考えを持たなければいけない時代に生きているのだと自覚しなければならない。

 それができてこそ人を批判でき、国を批判できるのではないだろうか。

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2012年10月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小沢嫌いも、小沢好きも、どちらにも読んで欲しい「小説みたいな事実」が、解りやすく、面白く書かれている。
テレビと新聞だけなんとなくニュースで見ましたって言う人は「小沢?あぁ、なんか、西松とか水谷とか土建屋さんからお金もらってて、秘書が捕まったんだよね。5000万賄賂渡したとか。あと、何かそのお金で、土地買おうとして、陸山会ってところで上手いことごまかしたんだよね。で、裁判は豪腕で無罪になったけど、ほとんどグレーだったみたいじゃない。有罪になって、政治家やめればいいのにね。」って人が多いと思うんだけど、最近「小沢のほうが正論じゃね?」っていう人がどんどん増えてる。野田+自民が残念すぎるからバレてきてる。
で、↑の疑惑が「全部無実」だったことが「理路整然」と時系列に書かれていて「あれ?小沢、なんで訴えられてんの?」ってなる本です。
「痴漢冤罪」始め、その気になったらなんでも犯罪者にできる「検察権力」の恐ろしさが、森ゆうこさんの生々しい官僚や検察官とのやり取りで見えてくる。

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2012年06月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小沢一郎氏が検察やメディアにおとしめられ、秘書も無理矢理巻き込まれたその道程が森ゆうこ氏とその周りの協力者によって暴かれていく。

小沢氏起訴や秘書の起訴の理不尽さや、どう考えても無罪なのに押し進めた中身、そして無理矢理推認による推認で有罪にさせられていったのは、間違いなく検察の横暴だという事実。

この事件さえなければ、今の日本がどのように変わっていたかと考えると、悔しくて仕方がない。

真実や事実を自分で見極めるすべを私たちは今ネットやあらゆる方法で手に入れる事が出来るようになっている。
結局、その手段を使う人間になれるかなれないかでその中の情報は間違って理解させられているのではないかとこの事件だけを見ても恐怖を感じると同時に怒りを感じる。

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2013年07月21日

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