あらすじ
そういえば、こんな出来事が歴史を大きく変えていた! カタカナが覚えられない、年号を覚えて何の意味があるの? 本書を読めば、そんな「意識のハードル」が一気に下げられます! 出来事の原因と結末を、テンポよく、わかりやすい「流れ」で解説することで、ドラマを観ているかのように世界の歴史がアタマに入ってきます。小説やゲームも、これまで以上に深く楽しめること間違いなし!
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Posted by ブクログ
世界史の画期となった137の出来事について、「何がどうなった」「なぜ起こったか」「それでどうなった」を概ね3ページずつでまとめた軽めの読み物。
割と近現代史に手厚いところが気になり手に取った。
項目ごとにやや出来不出来のばらつきがあり、企画の意図通りに、出来事の遠因や後世への影響について体系的な理解を与えてくれる項目もあれば、単にその出来事を挟んだ時系列の紹介みたいになってしまっている項目もある。
個人的にはヨーロッパ史はともかく、どうしてもアジア史の理解が薄いので、そのあたりの項目については勉強になるところも多かった。
難点としては、通史の紹介ではないため、どちらかといえば一通りの歴史の流れはぼんやり知っている人の知識固め向きの本なのに、あたかも初学者向けのような売り文句が背表紙にあるところと、誤字脱字が多いところか。