あらすじ
日本仏教の歴史とは、「国家宗教」を民衆化するべく闘った思想家たちの歴史である。聖徳太子から空海、親鸞、道元、そして良寛まで、12人と思想から平易な言葉で解き明かす、日本仏教史。
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Posted by ブクログ
日本への仏教伝来から、明治までの仏教の流れを著名な僧侶を中心に解説されている。この作者の本はかなりかみ砕いてあるので初心者である私にも読みやすかった。
一方でかなり恣意的な作者の姿勢もあって、好き嫌いが分かれるかもしれない。
個人的には仏教は哲学としては地上有数の素晴らしいものと思うが、今の日本の葬式仏教(地獄の沙汰も金次第)の姿には釈然としないものを感じているだけに、作者の明快な物言いには大いに納得・共感できた。