あらすじ
銘柄選びも、株価チェックも、すべて不要の投資術があった! 投資は、怖いもの、難しいもの、面倒くさいものだと思っている方、必読の書。明るい展望がなかなか描けない昨今の日本。「将来のために投資をしたほうがいいのかな」と思い始めたけれど、知識も時間もないし、投資ってちょっと怖そう……。そんなふうに投資に対して苦手意識を持っている人は多いはず。本書では、お金と投資への不安を払拭すべく、手間をかけずに果実を得るための「ものぐさな手法」を、投資信託の中立的な評価機関であるモーニングスター代表を務める著者が徹底解説。ポイントは、●「一定額の積み立て投資をする」●「世界の資産に分散投資をする」●「5~10年以上の長期運用をする」の3つです。日本人の投資に対する固定観念をひっくり返す「心穏やかな資産形成術」を習得すれば、不必要に心を乱されることもなく、効率的にお金は増やせる可能性が広がります。
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Posted by ブクログ
資産運用について学ぼうと思った。
投資信託の評価機関のモーニングスターの代表である著者が定額積立投資が手間なくお金を増やす方法として優れていると書いている。
分散投資の効果とか今までに知っている内容がメインではあったが、投資信託の選び方等は具体的でわかりやすかった。
考え方や余裕資産など人それぞれなので、万人にとって絶対正解という投資方法はないということを改めて認識した。いろいろ学んで行動に移していくことこそが重要である。
Posted by ブクログ
投資って、ばくちみたいなもんだと思ってたけど、それは「投資」ではなくて「投機」なのだそう。
株とか投信って、安いときに買って、高いときに売れば儲かる、ってものじゃなかったんだねー。
この作者さんの主張では、上がるか下がるか予想しなくてもいいし、毎日金融情報をチェックする必要もない。
上がるか下がるかはプロでも確実には予想できないし、お金っていうのは幸せに生きるためのものだから、毎日毎日何時間もかけて情報をチェックするのではなくて、その時間をもっと有意義に使うべき。
その方法は、毎月一定金額を積み立てていく「積立投信」なのだそうです。
積立投信については聞いたことがありましたが、この本では具体的に、投信の検索方法まで教えてくれているので、とてもたすかりました。
Posted by ブクログ
積立NISAをはじめるにあたり、別のこの方の本を読みました。その道の方ながら、言葉使いが素人にもわかりやすく、著書を探しておりこの本へたどり着きました。
やはり噛み砕いた説明が上手に思います。NISAをはじめる為に何冊かはこのような本を読むべき。ただ、個人的には前読んだこの方の本と内容が被るところが多く、改めて得たものは少なかったです。
以下、本文から印象的だったもの。メモ。↓
日本の経済成長率がさがれば賃金の財源が増えない。給与は伸びない
日本の産業に大きな変化がない。今でも、経済成長を引っ張ってきた輸出に頼る。日本は規制だらけ。大きな成長がくるか
gdpには生産年齢人口
リスクとは値動きの大きさ。価格のブレ。危険ではない。リスク管理がカギ
代わり映えしない日本の時価総額の上位企業。新たな成長産業を生み出せていない日本の弱さ
Posted by ブクログ
トータル的にはすでに知っている内容だと思った。分散投資というが、この頃はグローバル化が進み、以前のように株価が下がると債券が上がるという現象は無く、どれも一様に値動きするとのこと。いまでも現物の金を持つのが最良であるとかも聞く。どうなんでしょう?