あらすじ
いいことなど一つもない人生に絶望した瑞生は、崖から飛び降りようとしたところを、優しい図書館司書の綾部に止められた。綾部は行き場のない瑞生を図書館へ誘い、さらには住む部屋と温かな食事まで提供してくれる。だが、生まれてこのかた幸福とは縁がなく不信感の塊の瑞生は、その好意を素直に受け取れずにいた。けれど、いつしか瑞生の心は優しく自分を包んでくれる綾部へと傾いていく。そんなある日、過去に綾部に助けられたという男から「あの人は、不幸な人間が大好きなんだよ」と聞かされて……。
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Posted by ブクログ
読み終えて、たった1ヶ月の話だったと思い出して驚いた。そんな短い期間だったことと、そんな短い間にこんなにも大切なものに出会うことができるんだ。ということに。綾部のお蔭でどんどん変わっていく瑞生を見ると、綾部の存在は大きかったのだな。と思うけれど、綾部にとっても瑞生は大きく掛け替えのない存在になっているのがよく分かる。
危なっかしい印象の2人だけど、一緒にいればお互いのために頑張っていきそう。自立しつつも、一緒にいたいと願う2人の幸せな今後を、もっと見たくなった。
Posted by ブクログ
攻めがうさんくさすぎて出来すぎキャラだったのでいまいちノれなかった。自殺志願者を受けと同じように対応していたとしたら恋するように仕向けているとしか思えない…勘違いしてしまった前の自殺志願者をないがしろにしすぎで、自分だったら人間不信になりそうだな…
あと受けの美形設定は要らなかったな…
出会いは必然。
それぞれの出会いは必然。
この世に偶然はない。会うべくして、そのタイミングで出会った。
後は、一つ一つ自分たちの選択を後悔しないように生きる。