あらすじ
長野県の工場で汗まみれになって働いた中卒入社の組立工が、アメリカに渡り、誰もが羨む資産家に成り上がる。噂では、資産総額は100億円に上るという。そんな「夢物語」が本当にありうるのだろうか。ありうるとするなら、一体どうすれば実現できるのか。これから始まるのは、実在する日本人の波瀾に満ちた人生のドラマだ。その生き様は、「成功をつかむための法則」であり、「誰でも億万長者になれる究極の教え」に他ならない。猛烈な努力で米国駐在員に抜擢され、営業マンとして大成功。その後、十社以上の会社を起業、億万長者となる実在の男の人生を描く、嘘のような真実の物語。
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Posted by ブクログ
『中卒の組立工、NYの億万長者になる。』/大根田勝美
長野県の工場で汗まみれになって働いた中卒入社の組立工が、アメリカに渡り、誰もが羨む資産家に成り上がる、著者自身の自伝的ビジネス書。
中卒で、オリンパスに入社。独学で英語を猛勉強し、海外駐在員に大抜擢。その後、アメリカで内視鏡ビジネスの基盤を作るも、低学歴を理由に幾多の壁が立ちはだかる。そんな中で著者は、悪戦苦闘しながらフリーの営業マンとしてベンチャービジネスに乗り出す…
p127
苦境に立たされても、それをバネにして進んでいけばピンチは逆にチャンスに変わる。
人間というものは本当に追い詰められない限り、思い切った決断を下すことができない。その意味で、「チャンスの神様」は、逆境に陥った時にこそ顔をのぞかせ始めるのである。
その過程で築いたビジネスモデル、そして結果的に得られた巨万の富。その生きざまは「成功をつかむための法則」であり、「誰でも億万長者になれる究極の教え」に他ならない。