あらすじ
中学2年から3年に進級した井嶋杏里、市居一真、里館美穂、前畑久邦の仲良し4人組。高校進学を前にして、それぞれの夢に向かって突き進もうとする4人の前に、新たな壁が立ちはだかる。将来への不安、新しい環境への不安に押し潰されそうになりながら、かけがえのない友だちと家族に支えられ悩みながらも成長する15歳を描いた、あさのあつこの青春傑作小説。
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Posted by ブクログ
「一年四組の窓から」という東京の私立中学校に通っていた井嶋杏里は、
祖母(母親にとっては義母)の介護をすると言う母親と一緒に、夏休み明けに
地方の芦原中学校へと転校したところから始まるり、3人の仲間と出会い、
4人それぞれの思いを1年通して描いた物語。の続編。
時は立ち、3年生になった4人が受験生となり、将来の夢と共に、
受験へと進んでいくも葛藤が新たに生まれる・・・。
今作も進研ゼミに掲載されていた作品が人気で、先に単行本化し、文庫化された。
ジュブナイル小説であり、小説を読みなれない人でも読みやすく、
小説をある程度読んできている大人でも、楽しく読める内容だと思います。
青春時代が良かった人もそうじゃなかった人も、4人の思いを感じながら、
読むことをオススメします。
Posted by ブクログ
「一年四組の窓から」の続編です。主人公で転校生の井嶋杏里は中学3年生になりました。仲良しの市居一真、里館美穂、前畑久邦の四人組は、高校進学を前にして、壁にぶつかったり、不安になったりしながら、それぞれの道を進みます。15歳の成長を描いた暖かい青春小説です。
前作同様大きな文字と広い行間で読みやすくなっています。
Posted by ブクログ
2023.09.15 ★3.0
「一年四組の窓から」と続けて読んだ。
中学生で心からの友人だと思える人と巡り会えるのは奇跡に近いことだろう。
巡り会った4人のそれぞれの葛藤と闘い、それとお互いの支え合いが描かれている。
ご都合主義だなと思う所も散見されるが、心がほんのり温かくなるのは前作と同じ。
BGMにはアンジェラ・アキのあの曲をオススメする。
↓↓↓内容↓↓↓
中学二年から三年に進級した井嶋杏里、市居一真、里館美穂、前畑久邦の仲良し四人組。高校進学を前にして、それぞれの夢に向かって突き進もうとする四人の前に、新たな壁が立ちはだかる。将来への不安、新しい環境への不安に押し潰されそうになりながら、かけがえのない友だちと家族に支えられ悩みながらも成長する十五歳を描いた、あさのあつこの青春傑作小説。
Posted by ブクログ
『一年四組の窓から』の続編、中学3年生編です。
あさのさんの真骨頂?、ごくふつぅ、ごく等身大の、
4人の中学3年生の受験と卒業が描かれていますが、
進研ゼミ「中三受験講座」の連載企画に対する、
自主制約?のためか、ごくふつぅなよぅでいて、
要所々々に、何となく、不自然さも散見され…、
思いの外、リアリティが薄かったよぅな印象も…??
同じく同講座の連載企画で、中学1年生を扱った、
前々作『13歳のシーズン』の「年表作り」よぅな、
物語の軸となるエピソードもなく…、かと言って、
帰宅部の主人公に、何かしらのエピソードもなく、
個人の多様化が顕著となってくる、中学3年生の、
キレイな一面だけを、キレイに描いただけな印象…?
前作と合せ技1本でも、評価は、ふつぅかな~。