あらすじ
「人生を切り開くための解決法はただ一つ。クリーニングをしてあなた自身の記憶を消去していくことです」ゼロの状態になり、自分自身を取り戻せるようになれば奇跡が起こる!ハワイに伝わる問題解決法「ホ・オポノポノ」をキーワードからわかりやすく解説。「ホ・オポノポノ」の全てがわかる決定書。
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Posted by ブクログ
とてもシンプルなんだけど、なんで奥深いんだろう!
『ありがとう、ごめんなさい、許してください、愛しています』を繰り返すのみ。
『人生を切り開くための解決法はただ一つ。 クリーニングをして、あなた自身の記憶を消去していくことです』 と、ヒューレン博士は言い切ります。
説得力があります。
なぜ『記憶の消去』なのかの説明もわかりやすく、加えて体験談も多く、理解度が進みます。
シンプルでいて深い、『ホ、オノポノポの教え』は、とても素晴らしいの一言です。
Posted by ブクログ
とっても読みやすい構成で、あっという間に読んでしまった。
対談形式で構成されているので、実践に役立つような箇所もたくさん。
書籍で手元に置いておきたい本。表紙も綺麗で癒される。
Posted by ブクログ
murmurマガジンで知り、気になって購入した。
初めは信じがたいが、どんどんと楽になる毎日に驚く。
幸せになるための方法と書くと、誤解されてしまうだろうが。
なにせお金もかからない、場所も問わない、
ただ呪文のように心で唱える4つの言葉。
友達みんなに教えたいけど、怖がられるんだろうな。
でもそれも記憶の再生だから、私が唱えたらいいのだ。
Posted by ブクログ
わかりやすい、とてもシンプル。それでいてかつ根拠が明記されていてメカニズム(?)のようなものも書かれているのが良かった。
そして何より、機械的に唱えるだけで良いというものなので試すしかない。
そう思って試し始めてから、少し経過したがなんといっても楽。楽に楽になれる。
体験談が多く載せられているのはこの手の本においてある種当たり前であるが、Q&Aにおおよそ思いつくことが書かれていたのが良いなと思った。
ヒューレン博士、会ってみたいですね。
Posted by ブクログ
前著にはない、4つの言葉の声掛けの仕方のQ&Aが載っている。→コツ:ただ機械的に言葉を唱えるだけ。
▼ありがとう。ごめんなさい。私を許してください。愛しています。の4つの言葉。
▼問題やネガティヴなことが起きたら、ウニヒピリに向かって、「このような記憶を見せてくれてありがとう」とお礼を言ってクリーニング。「あなたを傷つけてごめんなさい。私はあなたを愛しています。一緒にクリーニングしましょう」とクリーニング。
▼「ああしたい」「こうしたい」という欲望は記憶の「再生」で、この記憶をひたすらクリーニングし、ゼロの状態にする。
▼努力してクリーニングしない。努力=しんどい、という記憶をもたらす。呼吸するようにクリーニングを生活の一部にする。クリーニングしないと気持ち悪いと思うようになれば良い。
▼自分の目に見えるもの(感じるもの)のすべては、あなた自身の記憶の投影。
▼「アイスブルー」とつぶやきながらイチョウの葉に触れると、肝臓の問題の記憶に働きかける。カエデの葉は心臓や呼吸器系を改善、柿の葉は生殖系機能の問題の記憶を解決。ピンクの百合、カサブランカは死の恐怖にまつわる記憶を、ボトルバーム(とっくり椰子)は経済や金銭問題に関する記憶をクリーニング。また、植物を押し花にして、財布や手帳に挟んで持っているだけでもクリーニングできる。
Posted by ブクログ
ホ・オポノポノとはハワイに数百年前から伝わる問題解決方法のこと。その実践者として有名な著者がホ・オポノポノの説明と、その実践方法を記したのが本書。私が一番気に入ったところは、「ホ・オポノポノの素晴らしいところは、メソッドが非常にシンプルで、いつでもどんな時も一人で行うことができるということです。」というところ。具体的には「ありがとう、ごめんなさい、許して下さい、愛してます」という言葉を口に出して、あるいは心の中だけででも唱えればよく、また、それらの言葉に感情を込める必要はなく、ただ機械的に復唱するだけでOKである。それを続けることにより、正しい判断の妨げになっている記憶をクリーニングし、ゼロの状態になれるとのこと。
Posted by ブクログ
ホ・オポノポノと出会って、自分の潜在意識をクリーニングすることで、心がずいぶん楽になりました。
いい出会いだったと思います。
ようやく自分のことが好きになれました。
Posted by ブクログ
「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛しています」この4つの言葉で、ウニヒピリ(潜在意識)をリセットさせる。すべてのことは、潜在意識の再生だから、ゼロにしてあげることが大切。ブルーソーラーウォーターも同じ働きがある。ハワイで伝わる問題解決方法。
Posted by ブクログ
読み始めたときは「不安、不満」は自分を変えれば、改善する的なビジネス書にもよくある話かなと思っていたが、「潜在意識」「記憶」に働きかけよと言う点が、読み進んで行くうちに腑に落ちる。
今まで、よく言われていた「自分を変えれば、周りも変わる」は逆に言うと「自分が変わらなければならない」とストレスの原因になったり、イライラしてくると「あーやっぱり無理」と思ってしまって、なかなかうまく行かなかった。
しかしながら、イライラや嫌な出来事があった際に「自分の記憶、潜在意識がそうさせているのだ」と思えば、何か楽になり良い考えだと思った。
その際に、やらなくてはならないことも、「ありがとう」「ごめんなさい」「私を許してください」「愛しています」と自分に語りかるだけ。
精神世界的や宗教色が強いので、読みにくいところもあるがこの考えで、気が楽になったし、やってみようかと思う。
Posted by ブクログ
昔読んだ「ホ・オポノポノ」をもう一度読み返してみた。「ホ・オポノポノ」の本の中でもこの本が一番いいかもしれない。
しかし読み直してみると、全然、記憶にない事柄も多い。一度、読んだだけでは、読み飛ばしてしまうところも多いことを実感。また、少し経ったら読んでみてもいいかも。ウニヒピリの話も、この本にもあったんだなあ。
Posted by ブクログ
チェック項目9箇所。この本でお伝えしたいのは、これまでに出会った素敵な奇跡、そして「セルフ・アイデンティティ・スルー・ホ・オポノポノ」の限りない可能性です。自分をゼロの状態にすることは、生きていく上でとても大切なことなのです、あなたは「相手に変わってほしい」とか「こんなふうになってほしい」などと考えることなく、ただクリーニングに集中すればよいのです。悪いのは食べ物ではありません、もし、あなたが健康を害しているとしたら、それは、あなた自身が食べ物に対して持っている記憶のせいなのです、あなたが長年、ある種の食べ物のことを汚れている、不健康でよくない食べ物だ、と思い込んでいるために、その思いが食事にも影響してしまうのです。何か感動的な物事に出会って幸せを実感したかと思えば、次の瞬間には悲劇的な出来事が待っていたりします、この世に起こる思いがけない事象に愕然とすることもありますが、おびえたり、現実と向き合うことから逃げたりするのは得策ではありません。ホ・オポノポノでは、生きる究極の目的は、クリニーングすることだけです。クリーニングをシンプルに続けることで、自分と外界、そのどちらもが劇的にバランスのよい状態になることができるのです、それは、人がみな調和の取れた環境の中でしか本来の力を発揮できないことを意味します。何か生活に変化が訪れたら、何も考えず、シンプルにクリーニングを行うこと、あなたは記憶をクリーニングするために存在しています、それが大いなる存在からのギフトなのです。クリーニングする順番は、まず自分、次に家族、そして他の人たちです、自分を愛することのできる人だけが、他者を愛することができるのです。
Posted by ブクログ
サラッと読めた。
4つの言葉で記憶をクリーニングする。読みながら、瞑想と同じ要素があるなと感じた。ネガティブな状態、思い込んでしまっている状態、イライラしてしまっている状態など、自分の状態を認識した上で、4つの言葉を唱える。そもそも自分の今の状態すら認識せず、日々を過ごしていた気がする。追い立てられるように忙しく過ごしていて、自分を振り返る余裕もなかったことに気づかされた。
ただ、1点気になる点があった。何も考えずに唱えるだけで…とあるけど、自分の心の状態を認識した上で行うのが良いかなと感じた。子々孫々の記憶も多大にあるとしても、自分が経験した事柄の中にも原因があるの場合もあるのだから、自分がなぜ怒りを感じたか、なぜ幸せなのか、なぜ悲しいのか、「なぜ」は考えたうえでクリーニングしないと、日々表にいる自分(顕在意識)としては、なんだか分からないうちに日々を過ごすことになるのではと思った。
Posted by ブクログ
ずいぶん前に買って読み終えていたのに、ふと、本棚からまた抜き出して読んでいる。
荒(すさ)んでいた心が、再読の後はほんとうに安定して、いろんなことが幸せな方向に向いている。
本書に書いてあるクリーニングの方法はすっと心を穏やかにさせてくれ、なおかつ「自分の人生で起こることに100%責任を持つ」ということを優しくアドバイスしている。
どんな人にも届けたいと思う。すべてが平和で幸せになるために、問題の根源である「自分の問題」を解決するための方法が書かれている。
ただのスピリチュアルで片付けない実践的なワークブック。
藤沢まゆさんのイラストも素適で、女性には特にオススメしたい保存版。
あまり深く考えなくで、書かれているとおりにクリーニングすることによって日々の幸せ度数がアップするのを実感した。
Posted by ブクログ
以前別の本を読みましたが正直さっぱりわからず。世界観というか、信仰しているというよりは、どういう話で成り立っているのか知りたかったので…今回のほうが読みやすかったです。
(よしもとばななさんの小説→ウニヒピリ→ホ・オポノポノの流れで知りました。)
己にも環境にも全てに対して
ありがとう、ごめんなさい、許してください、愛しています
のフレーズで「クリーニング」をすると…で、この、「クリーニング」というのが以前見てみた本ではなんだかさっぱりでした。
いまは、とりあえず、声をかけやすいところから、場合によっては機械的に、小さな「子ども」に語りかけるように言葉をかけていく。「子ども」側は寄り添ってもらえたことで昇華されていく、というイメージでいいのかな…わかっているのか、未だよくわかりません。
個人的には、極論だとなんでもかんでもフレーズを唱えていればいいというのには賛同しかねますが(そう言ってないのはわかりますが、そうとらえかねないかな…)、
やっていても悪いことはなく、視点を向けていくことで心がほぐれていくというのは次の一歩に繋げやすいので、思考の渦に落ちていくよりはいいかなと思います。おだやかでいられるのがいちばんいいですよね。
Posted by ブクログ
潜在意識に4つの言葉を唱え続けるだけなので楽チン!
ストーリー
クリーニングする言葉はいつでも「ありがとう。ごめんなさい。許してください。愛しています」の4つ。
クリーニングを続けることで、過去の記憶が消去され、やがてゼロの状態になる感覚を感じることができるようになるでしょう。
自分をゼロの状態にすることは、生きていく上でとても大切なことです。
あなたもクリーニングを実践し、素晴らしい奇跡を感じてください。
(イハレアカラ・ヒューレン)
Posted by ブクログ
2014 6/3 過去の記憶にとらわれずつねにいまをいきる、
そのためには
ありがとうございます
ごめんなさい
許してください
愛しています
この四つの言葉を大切に。
体調が思わしくないときでもこの言葉たちを唱えると安らげる。
Posted by ブクログ
すっごくシンプル。
まず、クリーニングすること。そうすれば、自分に必要な人や物事との出逢いが自然に運ばれてくる。
表紙も可愛らしくて、本を読み進めていくうちに心も軽く優しく、ふわふわと漂っている気持ちになる。迷った時は、私も自分のウニヒピリに問い掛けるようにしてみたり。
引き寄せの法則も読んでいるけど、共通するのはネガティブな記憶、思い込みを消していくことだと思う。そのためのツールとして、ホオポノポノはとっても素敵なスイッチだと思う。
中でもすごいなと思うのは、自分の記憶だけでなく、自分の中にある時空を超えた集合記憶みたいなものもクリーニングするということ。もちろん、まずは自分を愛することから始めるのだけど、そのスケールの大きさ、慈愛の深さは素晴らしいと思う。
☆
全て自分自身の責任だと引き受けること
記憶を消して、インスピレーションにしたがうこと
そのためには、ただ、4つの言葉を唱えること
Posted by ブクログ
古本屋さんで105円で手に入れたのに、お金にはかえられないものをたくさん受け取りました。前の持ち主だった人にありがとうございます、といいたいです。
自分に起こる出来事も、身近な人に起こることも、さらには、社会問題から、地球の問題まで、目にうつるものすべてが自分の記憶の再生で、そのすべてが100%自分の責任であるという考え方や姿勢が、とてもすてきだと思いました。
人のせいにしない、ということ、すべて自分の中に責任があるというのは、一見とても重い響きのように聞こえるのですが、自分を変えればいいだけなのだと考えれば至極簡単なことのように思えてきました。
一瞬一瞬をたえずクリーニングしていけば、必要なことが起こるということでとてもこころが楽になりました。ありがとうございます。
Posted by ブクログ
ホ・オポノポノをどのような場面で使っていくのかもわかりやすかったし、クリーニングツールやその実践方法も比較的多く掲載されていたので、お得感がありました。ホ・オポノポノを始めたばかりの方にぴったりの本だと思います。
Posted by ブクログ
ホ・オポノポノの本はどの本を読んでも、同じメッセージかもしれませんが、これは私がたまたま選んだ本です。
ホ・オポノポノの作用は、クリーニング(浄化)であって、愛あるべきところに戻すかんじでしょうか。リコネクションとも通じるかもしれません。
Posted by ブクログ
「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」
たったこれだけなのに、さまざまな人や物に対してやさしい気持ちになれる。
新しい価値観を与えられた気分でした。
Posted by ブクログ
ありがとう ごめんなさい 許してください 愛しています
この4つの言葉で、記憶をクリーニングする
とても良い事を書いてることもわかるのですが、抽象的すぎてわからないことも多々あり。
Posted by ブクログ
【動機】ホ・オポノポノのことを知りたくて
言葉は聞くけれど、意味をよく知らなかったので手に取った。内容は本当にシンプルで、「ありがとう。ごめんなさい。許してください。愛しています」を日常的にこころのなかで唱えることが自己をクリーニングすることにつながる、ということ。
簡単に知るにはよかったし、「Just do it」という筆者の言葉どおりまずは実践すべし、ということもわかるが、もうすこしハワイの文化的背景のようなことも知りたい気持ちが残る。
Posted by ブクログ
2010年2月19日
「全ての問題の原因は、過去の記憶である」ということが心に残った。
本来の意味ではないのかもしれないけど、私自身、過去の経験からいろんなことをネガティブに考えすぎる事が多い。
それは、「過去の経験から学んでよりよく生きる」ための人間の能力なのだと思うけれど、かえって裏目に出る事が多いようにも思う。
たとえば、過去の人間関係の失敗から、人付き合い全般が怖くなったり。
「前、うまくいかなかったから、今回はやめとこう」と思ってせっかくのチャンスを逃したり。
昔傷ついた事が、いつまでも忘れられなくて、自分自身を苦しめていたり。
かといって、学習しないほうがいいのかというわけでもないだろうので(そうじゃないと成長できなくなっちゃう)、
過去から学ぶべきこと
と
過去の失敗に執着しすぎないこと
のバランスが大切なんだろう。
私自身は、忘れた方がいいことをいっぱい覚えすぎてるんだと思う。(そして忘れない方がいいことは、いっぱい忘れすぎてるんだろう(^^;)
いろんなことを消去して、シンプルでクリアに生きられたら、素晴らしいと思う。
Posted by ブクログ
良い本だと思う。肩の力が抜けて、おだかやな気持ちになる。
オポノポノの考え方は、どんなことが起こっても何があっても深刻にならず難しいことは考えず、とにかく冷静で穏やかな状態を維持すれば、悪いようにはならない、といったものだろうとわたしは解釈した。とっても優しくて簡単な説明で、かなり単純な方法だけど、ちゃんと理にかなっていて洗練されている。どこまで深く信仰しても毒にならないどころか、うまく生きれるようになりそう。
わたしも実行してみよう。
Posted by ブクログ
論理とか理由とかを考えるのではなくとにかくクリーニング。
「愛しています、ありがとう、ごめんなさい、許してください」
を心の中で唱えればいいだけ。
心を込めなくてもとにかくそれを唱える。
そして続ければいい。
それに尽きると言ってもいい感じの内容でした。
実践してみて理解することしかなさそう。
とりあえずやってみるか。
Posted by ブクログ
すべての出来事は、自分の記憶が再生されることで起こっている、というホオポノポノ。
それはきっとそうなんだろうし、ありがとう。ごめんなさい。許してね。愛してるよ。の魔法の言葉を言うだけでクリーニングできる(小ワザはあるけど…)というのは手軽でいいと思う。
言葉をイメージしたり、信じる必要はない。ただ、クリーニングするだけ。
というやり方は私は好きだ。
ただ、理論とか、目に見える速効性とかがハッキリ書かれているわけではないので、そこが大切な人は読んでて面白くないかも。
私としては、ありがとう。ごめんなさい。愛してるよ。許してね。の魔法の言葉をいう事が、自分や世界を愛し、大切にすることに繋がり、そのことが自分に嬉しい出来事やインスピレーションとなって帰ってくる…
ということなのかなと思った。
無の境地になって、インスピレーションに従って生きるのが究極の理想らしい。
Posted by ブクログ
以前読んだホ・オポノポノの本に比べたら基本的なことが書いてあった。すべてのことは自分のうちに原因がある、ウニヒピリ(インナーチャイルド)が抱えている記憶(カルマ)をクリーニングを通じて手放してゼロになっていくことが生きている意味。クリーニングとは基本的には「ありがとう、ごめんなさい、許してください、愛しています」の4つの言葉をマントラ的に唱えることで行われるけど、自分のインスピレーションに従って好きなクリーニングツールを使えばよい、というようなことだと理解しました。何度も何度も同じ事が繰り返して書かれています。仏法にも通じるなと思ったけど、より自由なところ、自分の好きにやっていいところがいいな。きっと宗教や哲学の根っこはずっとつながっているんだろう、って、改めて思いました。
Posted by ブクログ
スピ系の本で「記憶」は常にキーワードになってきます。この世で経験した過去の記憶、前世で経験したであろう記憶。目の前に起こる事象は記憶が見せているものとされます。だったらこれを消去し、常にまっさらな状態で人生を送る。苦しみの悲しみも怒りの全ての負の感情にしがみつくことなく記憶をクリーニングし続けることに集中する。で、その具体的な方法が、4つの言葉「ありがとう」「ごめんなさい」「愛しています」「許してください」これらを唱えるということ。
記憶、経験が今の自分をつくっている、だから今の自分にとって記憶や経験は必要なもので、その消去にいそしむだなんて、最初は理解できず混乱しました。村上春樹の本で「人は記憶をエネルギーにして生きている」という言葉に納得していたし。
頭でっかちなので、どうしても理論を理解しようとして混乱するのですが、記憶や経験で、価値観がつくられ、そして何か行動を起こすときの基準になっているのは事実です。その価値観が自信になることもあれば、不安を煽ることもある。また、先入観もそう。初めて会う人に対して先入観で仲良くなれないかもと判断し、せっかくの出会いを無にすることもあるはず。ということはやっぱり記憶や経験は不必要だ、ということになる。
この本の中で、感動したり喜びを感じたりした瞬間から、その記憶を消すようにとのことでした。消しすぎじゃないか?と思いましたが、きっとその良い感情も後に比較の対象となり、自分をあのときは良かったのに、という今そのときを否定してしまうから、ということだと思います。
またスピ系キーワードとして「今ココ」がありますが、ホ・オポノポノもそこにリンクしています。今ココに集中する、今の自分を感じること、という意味です。過去や未来を考えれば考えるほど苦しみや不安を作り出す。そしてそれはただの妄想でしかない。なぜなら自分は過去や未来には存在していない。今ココで問題が起こっているわけではない。記憶にふりまわされないようにするという意味において、ホ・オポノポノと同じ考えです。
20代は、刹那的快楽主義者である自分に辟易していました。今が楽しければいい。だから未来は考えない。でも、このときの自分は今よりも今ココに集中していたのかなと思います。知らず知らずのうちに実践していた。
人間は無から生まれて、年を重ねて色んなものを背負っていく。記憶や価値観、先入観をずっしりと背負っていく。人生にこれから起こる出来事を楽しむために、背負ったものを整理する必要はありそうです。
でも記憶を0にするって相当大変です。ほんとに4つの言葉で消せるかどうか。
おっと、そういう不安になる前にクリーニングということですかね