あらすじ
「無理しない」――それは、自分らしく、楽しく生きるすすめ無理をしている人は、好かれたい、ほめられたくて、「理想の自分」を演じようとする。でも実は、自分の弱点を隠すから、自分の長所を信じられなくなるのである。ありのままの自分を認め、そして受け入れること。無理をしないで素直な気持ちでいると、その人の気がついていない「その人のよさ」が自然とあらわれる。皆から好かれる人生を送れる。弱さを出すと、「自分の魅力」に気がつける。 *自然と人望が集まる人、敬遠される人 *自分だけが持っている、「人から嫌われる何か」 *「心からの親友」を見つけるヒント *「嫌いな人」は自分を映す鏡 *「好かれること」は、実はそんなに大事なことじゃない *弱点のある人ほど、人生を楽しめる
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Posted by ブクログ
だいたいいつも家族といることが多いので、人と会うといつも悶々としてしまう。ああ言ったこう言われたとか思い出して反省したりすることが多くなった。
要は今自信がないのだと。そういったことでこの本を手に取ってみたが、被害妄想が激しく現実にコミットしていない。
人がやらかしてること、まさにそれだった。
「人は自信がなくなると相手の言葉を真剣に聞かなくなる人に自分をよく見せようとする防衛的真面目さはあるが、相手の立場に立ってものを考えるということができなくなる。
自信がないから謙遜も真剣さも「ふり」だから」
「子供を褒めないでおだてる親は基本的に、子供が嫌い」
世間体を取り繕うこと、ありのままの自分では価値がない
と思って、自分のない生き方をしてしまう。
Posted by ブクログ
自分の弱点を認め、隠さない人の方が好かれる。隠して、偽りの自分しか見せない人は愛されない。良い人も寄ってこない。
自分の心に自信が持てなくなり、調整が必要だなって思う時にこの手の本を読みますが、たいへん勉強になりました。自分も、他人の心を身勝手に推定していました。また、周りの「あれ」って思う人は、独りよがりの被害妄想の世界に住んでいて、他人が見えていないのか・・と思うようになりました。引用されている新渡戸稲造の短歌が良いですね。ただ、「コミットする」という言葉、日本語にない概念だそうで、ちょっとわかりにくかったです。でも良著だと思います。