あらすじ
「怒られた」「上司が理不尽なことばかり言ってくる」「恋人にフラれた」「メールの返信がこない」など、私たちを苦しめる、さまざまなイヤなこと。イヤなことをすぐに忘れられない原因は、「忘却術」を知らないことにありました。正しい忘却のメカニズムを知れば、たった1分間でイヤなことは忘れられます。心理学を応用した忘却術の具体的メソッドを多数収録! ・イヤなことを1分間で忘れるための「7つの行動習慣」・シチュエーション別 忘れる技術・心理学のABC理論を知る・プランBを用意する……など。イヤなことはすぐに忘れて、前だけを向いて歩きだしましょう!
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Posted by ブクログ
本書は「イヤなことを忘れる」ということに焦点を当てた内容となっています。
日々の生活の中で、誰しもが”イヤなこと”に直面することもあるかもしれないなぁ、と思って手に取りました。
仕事でイヤなこと、恋愛でイヤなことがあったときなど、多くのシチュエーションについてとてもわかりやすく書かれていて、読みやすくとても勉強になりました!
最後の章には「イヤなことがあったら、次の行動に移そう」と締めくくられています。
自由な時間がある場合に、石井氏がおすすめする行動も記されていますので、併せて紹介します。
10秒→口をあけて、上を向く
1分→イヤなことを紙に書いて、ゴミ箱に捨てる
30分→一人カラオケに行く
1時間→マンガ喫茶に行く
2時間→美容院に行く
3時間→映画館に行く
3時間以上→スーパー銭湯に行く
自分の好きなことをして、まずは行動を切り替えていくことが大事だと分かりました。
行動を起こすことで感情が後からついてくる、と教わったことを思い出し、私も実践していこうと思います。
Posted by ブクログ
忘れる技術を知りたくて読書。
忘却のメカニズムや重要性はわかる。忘れる技術は、コロナ禍でより求めている人が多いのではないかと感じる。
現在の自分には本書から得られる再現性は少ないと感じた。
クリアリング。
紙に書き出す。
自分の中で都合よく人や環境のせいにする。
第三者を利用する。
他人と割り切る。
システム化して罪悪感を感じないようにする。
忘れるための行動習慣を持っておく。
騙されたり、過去の悪い経験を繰り返さないためのルール化することで思い出さない(忘れる?)ことにつながる。
78:22の法則、完璧主義を捨てる。まっいいか。
達成するまで諦めない→嫌なことにはならない。
本書の幹ではないが、著者が独立後、作家デビューしてベストセラー作家と呼ばれるまでの過程が参考になった。
読書時間:約35分
役に立ちました。
忘れる方法が、いくつかありましたが、「上を見て…」は、大変、効きました。会社の人間関係のストレスが、一瞬にして、消えます。
「紙に書いて、トイレに捨てる」というのは、既に、知ってました。私としては、上を向いて…というのが、本当に、気に入りました。感激です。
これを知るためだけでも、買った価値がありました。