【感想・ネタバレ】愛しき女に最後の一杯をのレビュー

あらすじ

1960年、パームスプリングス――民間パイロットのジョージに急な連絡をよこしたのは、親友のフランク・シナトラ。恋人のライラが映画のテストに出るので遠方まで運んでくれというのだ。引き受けたジョージの前に現われたのは――かつての婚約者ヘレン。彼女は名を変え、女優として名を挙げようとしていたのだ。無事、送り届けるも、彼女は映画のテストに出てこず謎の失踪を遂げてしまう……。

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Posted by ブクログ

かつて軍のパイロットだったジョーの人生には訣別があった。苦くせつない別れが。戦後、今は飛行機で荷物を運搬する日々が続く。その日、親友フランク・シナトラに新しい恋人を紹介された。現れたのは―ジョーの元婚約者ヘレン。再会した彼女は美しく変貌していた。だがまもなく、映画のスクリーン・テストを受ける予定のヘレンが姿を消す。消えた愛しい女をジョーは命を賭して追う。熱い想いに満ちたハードボイルド。

と思いきや、後半は極めて冒険小説的な展開が待っていたのでした。まさに「一粒で二度おいしい」。

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2016年04月30日

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