【感想・ネタバレ】欽ちゃんの、ボクはボケない大学生。 73歳からの挑戦のレビュー

あらすじ

あの欽ちゃんが、73歳にして大学生に!
舞台の仕事をやめた萩本欽一さんは考えた。認知症と戦うために、脳に新しいことを覚えさせよう。そうだ、大学へ行こう。

休まず講義に出たり、孫のような年の同級生と交流したり、駅伝チームの「スペシャル・サポーター」を務めたり・・・楽しくも、波乱万丈なキャンパスライフを語りつつ、半世紀以上におよぶ芸人生活でつちかわれた人生哲学を披露する。「週刊文春」好評連載が一冊に。

認知症と食事をテーマにした白澤卓二医師との対談、駒澤大学陸上部の大八木弘明監督との対談も収録。

歳をとってからでも挑戦は出来る。苦労も楽しむことが出来る。欽ちゃんの前向きな姿から、よりよい人生を送るためのヒントが豊富に得られます。

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Posted by ブクログ

欽ちゃんの考え方や生き方を知れたそんな本でした。本の内容は欽ちゃんが73歳にして入学した大学での生活とそこから考えることというもの。
でも、そこには欽ちゃんが73年という月日を生きてきた経験から見た大学での生活、勉強であって、欽ちゃんだからこそ感じれるものなんだろうなと思った。

ダメな奴や0点を取る奴ほど短所を長所に変えたらすごくなるという考え方とか、100点をとれるテストしか出席しないとか・・・今までに思ったこともないような考え方にハッとさせられた気もした。
子育て世代の人にも読んでみるといい本なのかと思った。

私ももう一度大学で勉強したくなったし、卒業とか単位にこだわらないただひたすらに勉強を楽しむ、そんな大学生活をしてみたいと感じさせられた。

0
2017年07月22日

Posted by ブクログ

旅行の移動時間にゆっくり読もうと思ったのに
面白くて一気に読んでしまった。

「一回社会に出て、仕事が出来るようになってから
大学に行くのはオススメだ(中略)十代、二十代よりも、
ずっと楽しめるから」

というのは、すごく私も実感している。
親にお金出してもらうより、自分で稼いだ金を払って
勉強することにした方が、本気になるもんねぇ?

優しい口調なのだけど、大事な言葉が多くあった。
これから日本は少子高齢化社会を迎える。
シニア活用は大きな課題ではあるが、それが
お仕着せでは意味がないし、お互いに不幸だ。

70代である欽ちゃんは、そのシニア当人の感想を、
その重ねた人生経験の深みのある言葉で話している。
そして、何よりも、とても楽しそうだ。

若い子(同級生)との就職について話すのでも
「大切なのはどんな仕事に就くかではなく、
その仕事をどんなふうに楽しめるか。いかに仕事を
面白くしようと工夫できるかだよ」

生きるなら「面白い・嬉しい・楽しい・美味しい」を
いっぱい経験した方がお得だと思う。
幸せの形も、千差万別なので、お互いに気持ちのいい
社会を作っていくヒントがこの本にはあるかも。

シニアも、子供も、もちろん大人も、みんな生きるのが
「なんて素敵!」という社会にしていきたい。

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2017年07月19日

Posted by ブクログ

絶対、本が出たら読みたいと思っていた。
欽ちゃんが大学に合格したと知った時から気になってた。

これは本当に若い大学生、いや全ての人に読んで欲しい。
欽ちゃんって凄い。勝ちでいきたいからテストを受けないなんて凄過ぎ。
現役大学生はやっぱり4年間で卒業したいから、単位を気にしちゃうけど、欽ちゃんは単位を気にしないから、現役の子達より全て身につくと思う。
尊敬しちゃう。これからも応援しよう。

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2016年08月04日

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