あらすじ
スニーカーの歴史と、日本のスニーカーカルチャーを熱く解説!運動用の靴として誕生しながらも、その後さまざまなカルチャーを吸収し、現在ではファッションアイテムとしても人気の高いスニーカー。日本でも90年代には一大ムーブメントとなり、その盛り上がりは社会現象とも言えるほどのものでした。本書ではそんな日本のスニーカー史を中心に、スニーカーの歴史を紐解いていきます。東京のスニーカームーブメントの中心にいた関係者たちからの証言をもとに綴られた物語は、当時の空気感をリアルに伝えてくれるはずです。もちろん、スニーカーの誕生から進化という視点でも、細かくその過程や史実を紹介しています。今までになかった、“スニーカーの歴史とカルチャー”を解説する1冊です。
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Posted by ブクログ
中高生時代に穴があくほど雑誌を読み、ノートの端にイラストを書くほど嵌ったスニーカーやアパレル類。
自分の思い出を振り返ると共に、ブームを動かし時に翻弄された大人達、メーカー側の技術革新やマーケット戦略などを合わせて知ることができ、非常に興味深かった。
Posted by ブクログ
スニーカーの歴史を愛着を込めて書いてある本。
知っている人には常識なんだろうけど、知らなかった事がたくさん書いてあった。
アディダスとプーマが兄弟の分裂により生まれたということ。
ナイキがオニツカタイガーを参考にしていたということ。
スニーカーにかかわっている人物がたくさんでてきて対談(思い出話)をする形式が異様に面白い。こういう人たちがスニーカーの文化を作ってきたのか、スニーカー愛でつながっているコアな仲間なんだなぁと思う。
また、切り口がなかなか面白く、スニーカーの歴史は、スポーツへの技術革新が第一にあり、ファッション性(ヒップホップ、スケーター)の比重がどんどん増していったことがわかる。日本でのナイキのエアマックスブームに対しては、当時意味もわからず嫌悪していたが、仕組というかどのように盛り上がっていったかの経緯がわかり面白かった。
いままで、スニーカーは歴史は意識したことなく、ほとんどデザインで選んでいて、最近機能やはきごごちが気になってきていたが、歴史を知ってしまったので、いろいろなスニーカーに興味がでてきてしまった。
歩いている人の足元をしげしげとみることが多くなっってきた。