あらすじ
神仙寺瑛が描く“中学青春デイズ”堂々完結!!
部活動(園芸部)に、恋(三角関係)に、進学(できるのか!?)に…激動の中学3年生編!!
★単行本カバー下画像収録★
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Posted by ブクログ
大団円?まあ、まだ、中学生ですしね♪フラグの立った舞と、行動にもう一歩の今日子が、交互にムーっとしてます(笑)卒業式の舞の宣戦布告は好きだなあ♪ま、後の蛇足な(笑)未来予想図♪皆が幸せになっていると良いなあ♪
Posted by ブクログ
胡桃ちの先生の『クマ男子』や、むんこ先生の『まりあ17』と同じくらい、全3巻ってのが、地味にショックだ
確かに、先の巻は一年間を一巻に纏めていたが、中学三年生ってことで、半年間を一巻にしてくれないかな、と勝手に期待していたので、この(3)で完結と書店で知った時は、「マヂか」と額に手が自然と伸びてしまった
神仙寺先生に喧嘩を売るつもりはないけど、さすがに、腰が抜けるまではいかなかった
友情も恋愛も、勉強も部活も、全力でやるのが青春だ、とブッ込んでくるような、熱いストーリーが展開している四コマ漫画だったように思える
ヤンチャ男子とマジメ男子、その組み合わせ、シンプルに言うなら尊い
この『堕天使の事情』には、BL要素は一切ないのだが、太一と哲哉の親密っぷりは結構、羨ましいものがある
自然体で付き合える友人がいるって、人生における財産の一つだ、と私は思う。まぁ、私には、そんな相手がいない訳だが
太一がおバカキャラってのも、この作品の魅力の一つだ
他人に迷惑をかける事をてんで気にしないって意味のバカではなく、単に自分に適した勉強の仕方が分からないために、学業の成績がパッとしないって意味である
実際、彼は頭の回転が速いし、想像力もある。計画性があるとは言えないけど、アドリブ力は高い方だ
そんな太一の良さを認め、伸ばし方と欠点の潰し方を熟知している哲哉が家庭教師を買って出れば、成績にも良い結果が出る
哲哉も太一に勉強を教える事で、自分がなりたいモノが漠然としながらも見え始め、そこに向かう道を探してみよう、って気持ちも芽生えた
友情パワァってのは、好いもんだ
その一方で、恋愛パートも、これまた、読み手をハラハラドキドキさせてくれた
神仙寺先生、テクニシャンだなぁ
ドロドロしたのはノーセンキューだけど、こういう甘酸っぱい、三角関係のrブコメはグッと来るし、勉強にもなる
自分の小説でも、太一と今日子、舞のように、読み手に「どうなるんだ?」と思ってもらえるようなラブコメを書いていきたい
落ち着くべきトコに着地してくれたのも、個人的には嬉しい
初恋は実らない、そんな事はないんだな、案外
次回作はできりゃ、高校生編を読みたいんだけど、この(3)の巻末に「その後」が描かれているし、厳しいかな
でも、『天使の事情』もそんな感じだったし、ワンチャンは期待して良いかも知れない
そうなると、タイトルは『魔王の事情』か、『大天使の事情』になるんだろうか?
この(3)の最終回と「未来予想図」の間に、どんな事があったのか、妄想するのも楽しいけど、神仙寺先生に描いてもらいたいよなぁ、本音じゃ
太一と今日子が、どう、恋人らしい毎日を送るのか、そこも勿論、気になるけど、哲哉と太一の妹・花音奈の仲も気になってしまう
幼馴染みから、義兄弟に、中々にグッと来る展開だ
当然、新作だって大歓迎である
どんなジャンルを読みたいか、そう聞かれると迷うが、スポーツものを読んでみたいかも。野球やサッカーみたいな定番のスポーツではなく、まだ知名度が低そうな競技に青春を懸ける学生の眩しさを浴びたい
どの回も、私好みだが、一推ししたいのは、「わっちゃわっちゃ」だ
何だかんだで、太一は、自分の中で、今日子への気持ちはどんなものなのか、彼なりに真剣に考えていたんだな。その末に辿り着いた結論が、これってのも彼らしい
また、幼馴染みsが全員、高校に合格ってラストも好かった
結局、太一は別府姉妹にゃ勝てんように出来てるのよ
この台詞を引用に選んだのは、うーん、深い、真理であり、大悟でもある、と思ってしまったので
この年齢でこれに気付けた太一は良い男だろう
正解はない、と頭じゃ分かっていても、あったらいいのに、と思ってしまうのが人間。けど、正解がないからこそ、相手の気持ちをしっかりと考え、行動できるんだよな