【感想・ネタバレ】本日のバーガー 4巻のレビュー

あらすじ

料理バトル番組で競い合った人気バーガー店の店主・上杉と再会した神宮寺。上杉は店舗拡大の資金を得るため、神宮寺のつてで投資家の岡島に会うことに。だが、岡島から保育園の子供たちが常連になるようなバーガーを作るよう課題を出され…!?難問に天才バーガー職人たちが挑む!

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Posted by ブクログ

ほんと、私って人間はシンプルにできている
やっぱり、この(4)を読んだら、ハンバーガーが食べたくなってしまった
しかし、それでこそ、実力のある食漫画と言える
つくづく、ハンバーガーってのは奥が深い。パンに野菜とハンバーグを挟んだモノを、「ハンバーガー」と聞けば、想像する人が多いだろうけど、自分のイメージ力が、貧困かつ常識に囚われているか、をガツンと教えてくれる
一概には言えないけど、今後、ますます、進化する可能性がある料理の一つはハンバーガーかもな。ちなみに、肩を並べているのは、ラーメンと丼もの
外国の料理の良い所を、抵抗なく受け入れ、和風の域に技術で改良できる、それが日本人の凄さであり、そこを主人公の神宮寺は体現しているのではないか
彼もまた、頂の見えぬ山に挑んでいる。一つの山を登り切ったと思ったら、その頂上から見えるのは、更に高く険しい山。そこも、ボロボロになりながら制覇した、と達成感を覚えたのも束の間、まだまだ上がある、と思い知る
大抵の料理人は、途中で心が折れ、そこで足を止めてしまう、つまり、自分の限界を自分で決めてしまう訳だが、神宮寺のような、良い意味でバカな料理人は自分の前に示された無限の可能性に喜びを覚え、一歩ずつ登っていけるタイプだ
料理人としちゃ超一流であり、優れた人格者でもあるのだろうけど、鮮烈すぎる才能は時に多くの敵を生み、また、周りの人々との間にも溝を作ってしまう
今はまだ、仲間との絆が強いけど、何がきっかけでギスギスとした雰囲気になってしまうのか、は分からない。何せ、神宮寺は自分がモテている事に気づいておらず、恋愛に関しちゃ、料理としての才能がズバ抜けている反動か、と思ってしまうほど、ニブい
辛うじて、均衡を保っている女の友情は、バトルに発展してしまうのだろうか
不安なような、待ち遠しいような
また、この(4)でも引きの巧さを見せている。これは、次巻も読んでもらえる自信が、先生方にあるからだろう。悔しいが、その通りだ
どのハンバーガーも美味しそうで、再現してみたくなる。個人的に、特に味が気になったのは、第28話「羊を生かしたバーガー」で、神宮寺が梅原さんの夢を手助けするべく作った、ハギスバーガーだ。ハギス、それ自体は以前、『創竜伝』に単語が登場していたので知っていたが、それをハンバーガーのパティに使うって発想力、さすがだ
この台詞を引用に選んだのは、浅川の割には的を射た、いい事を言うな、と感心したので。時にはライバルに頭を下げねば、事態が好転させられぬ。矜持も大事だが、それで野望成就が遠ざかっては本末転倒だ。戦うためには安いプライドこそが大切だ、それが判っている男ならば、カッコいい頭の下げ方ができる。そんな男の薄っぺらくない姿勢を高く評価し、力を貸すのも、良い男にしかできない

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2017年04月07日

Posted by ブクログ

バーガーをめぐる人々のお話はもちろんのこと、
登場人物たちそれぞれの間にもいろいろ関係が発展してきて、
ドラマが膨らんできたように感じます。そらモテるよね神宮寺さん(笑)
で、そっち方面のドラマはどう転がっていくんでしょうかw。

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2019年05月31日

Posted by ブクログ

野球好きな上杉さんの様子がちょいとかわいかった気がします。
そして、最初の幼稚園でのお話納得だな~って思いました。

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2017年09月28日

Posted by ブクログ

いつだってどこか改良の余地あり。完成されきったって思うのではなく、よりよく。ミートソースとチーズのハンバーガーおいしそう。上杉さんの野球好きなところがかわいい。

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2017年01月19日

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